出版社内容情報
ロングセラー『インバスケット実践トレーニング』の経営版。コロナ不況下に迫られる「売上や収入が2割減った状況で行うべき判断」を、ストーリー形式の4択問題で解説。経営者、マネージャーが今やるべき取捨選択能力が身につく。
内容説明
経営思考とは「明日の糧を得る思考」、言い換えれば「生き抜くための思考」です。あなたが組織に依存することなく、自立して生きたいのならば、この思考は必須です。“未来を起点に物事を考えることができる”“課題を明確につかみ、それを解決できる”“自分の価値を高める術を知っている”ストーリー形式のインバスケットトレーニングで、これらの強みを身につけてください。
目次
第1章 なぜ、経営思考が必要なのか(経営思考は最強の武器である;経営思考トレーニングの勧め;経営思考を持つ人と持たない人の差)
第2章 インバスケット経営思考トレーニング(経営者がまずするべきこと;早急な黒字化という目標;頼もしい専門家たち ほか)
第3章 経営思考の将来(経営思考のゴールとは;経営で欠かせない3要素)
著者等紹介
鳥原隆志[トリハラタカシ]
1972年大阪府生まれ。大手流通会社の昇進試験でインバスケットに出合い、株式会社インバスケット研究所を設立。これまでの作成問題枚数は、ゆうに腰の高さを超える。日本のインバスケット・コンサルタントの第一人者として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuki
3
経営者が判断を行う際の基準が事例に沿って解説されている。事例自体は簡単であるが、解説は一般的で納得性が高いので参考になった。2021/09/25
クリアウォーター
2
★★★★☆本書は、インバスケット理論に基づき、優秀な経営者の共通行動パターンをケースで紹介している。つまり、「社長の模擬体験」を実施し、いくつかの選択肢から自分が経営者ならどれを選ぶか、そしてその選んだ選択肢を解説とともに振り返っていく。大事なことは、正解を選ぶことよりも判断の失敗をこの模擬体験で味わうことである。どこで失敗するのかを知るだけでも素晴らしい経験であり、その原因をつかみ、その思考に変化をつけてみることで、経営思考はさらに深まっていく。経営者でなくてもビジネススキルが身につく一冊である。2025/01/22
ハルシオン
1
経営者でもないし、なるつもりはないけど、経営者としての視点を持つことは重要だろう。関係ないが他の本で、「鳥の目」、「魚の目」、「虫の目」の視点が重要だと言っていた。あらゆる視点からの洞察力?はいつか役に立つと思う。クイズ形式、ストーリー形式で読み進められるので読みやすい。しかし、実際に本を読んでも、時間が限れらている現場で即断即決できるかというと別物だろう。少しでもこの本でイメージトレーニングができればいいのだが。。何事もすぐに身につけるのは難しいと感じる。コツコツとやっていこう(* ̄0 ̄)/ オゥッ!!2024/08/27
ター
1
経営幹部になるときに読んでおくとよさそうだけど、係長レベルにはまだ不要だったかな...まぁ、僕の場合はあくまで参考程度に。2024/05/31
参謀
1
またインバスケットの試験を受けさせてくれることになったので、再度勉強。51問中1/3は最適解から外れてました…完全なる外れはまずないと思いますが…そういうところに自分の仕事の価値観や進め方のウィークポイントが含まれているのでしょうね…同じ問題が出ることはないので、繰り返ししてもあまり意味がないですが、どういった考えで選択すればいいかは頭に入れておこうと思います。2024/05/06