朝日新書<br> 教員という仕事―なぜ「ブラック化」したのか

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朝日新書
教員という仕事―なぜ「ブラック化」したのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022951021
  • NDC分類 374.3
  • Cコード C0237

出版社内容情報

日本の教員の労働時間は世界一多い。また、教員間のいじめが起きたりコロナ禍での対応に忙殺されたり、労働環境が年々過酷になっている。現職の教員のインタビューを通し、現状と課題を浮き彫りにすると同時に、教育行政、教育改革の問題も論じる。

内容説明

“ムラ社会”化が進む現場で、追いつめられてゆく教員たち―。日本の教員の授業時間は世界一少ないが、労働時間は世界一長いとされる。教壇に立つ以外の業務負担が極めて過大なのだ。加えて、教員同士の人間関係も大きなストレスとなっている。当事者のインタビューを通し実態に迫り、教育行政、教育改革の問題分析も試みる。

目次

第1章 問題山積みの教員の世界
第2章 悲鳴をあげる心と身体
第3章 不信が出発点の「教員改革」
第4章 「求める教員」像とは
第5章 教員のリアル―5人のインタビュー
第6章 傍らにいる人の教員観
第7章 教員・学校の将来のために

著者等紹介

朝比奈なを[アサヒナナオ]
東京都出身。筑波大学大学院教育研究科修了。公立高校の地歴・公民科教諭として約20年間勤務した後、大学非常勤講師、公立教育センター勤務、高校生・保護者対象の講演等幅広い教育活動に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へくとぱすかる

72
「学校の先生」がこんなにも疲弊していていいのだろうか。生活にも余裕がなくなり、仕事の量はふえていく。夜遅くまで働いている公立の先生には、実は残業代が出ないことを、どれだけ世間の人々は知っているのだろう。中教審が先生たちの善意に頼りすぎていたことを、率直に答申に書く時代がくるとは、誰が想像していただろうか。多くの先生たちは読書の時間すら取れないので、その文章すら読む機会がないという。自分のライフプランを犠牲にしなければならないのに、将来の社会・家庭を作る子どもたちを教育していくという矛盾への指摘が鋭い。2022/01/26

ステビア

28
何でもかんでも教員に押し付けるのはやめよう2021/12/20

テツ

26
仕事が多すぎるために労働時間も内容も全てがブラックな教師というお仕事。何というか勉学と人格形成や群れへの適応の練習みたいなことは教える側も別に分けてその道のプロフェッショナルに任せた方が良い気がするな。算数や国語を教えるのと、どうでもいい部活の監督と、友達との人間関係や掃除の指導を同じ人間がやらなければならないなんて、明らかにオーバーワークだし、教えを受ける児童にとっても決して良いことではないと思うんだけどな。2021/12/20

ひさしぶり

23
教職目指す人には発禁本です。教育改革のタワーに毎年のように次のジェンガが上に重なりグラグラ状態。学校内は正規、非正規、補助のめちゃくちゃ格差社会で、なおかつ管理職になるべき人が上を目指さない。マスコミや一般人の学校を見る目の厳しさを感じており、何を話しても批判的に発信されるリスクを避けるため閉鎖的に。今の子等が自己肯定型(自己承認型)で問題含む。残念なは管理職や教育委員側からの意見の聴取に欠けている点。教育現場は何処を向いて進むのか土台をスッキリさせるべきだと思う。2021/04/04

Nobu A

18
朝比奈なを著書2冊目。20年初版。前著「ルポ 教育困難校」が今一だったので正直期待薄。でも、タイトルに惹かれて食指を伸ばす。「ゆとり教育」から舵を切り替えた「教育改革」の経緯が丁寧に紐解かれている。5名の現場教員のインタビューで個人レベルからも光が当てられ、問題の核心を浮き彫りにする。今回は最終章にちゃんと筆者の改善提案も有り。昨今、部活動を外部委託する動きがあるが、部活を通して成長する生徒も多く、貴重な教育の場。個人的には文科省が管理するのではなく各校にもっと裁量権を与えるべきだと思う。読み応え有り。2022/10/09

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