出版社内容情報
「新しい生活様式(ニューノーマル)」では幸せになれない。〈反人間的〉が強制される時代をどう生き抜くか? 第2波、第3波に備える知的心の構え方。「新しい生活様式」は人間に何をもたらすのかを歴史的、思想的に分析し、国家機能強化に飲み込まれないためのサバイバル術を伝授する。ニューノーマルが強制され、変容する価値観の中をどう生き抜く知恵を探る。
内容説明
密集と接触がタブー視されるニューノーマル(新しい日常)の時代、変容する価値観をどう生き抜けばよいのか?人とのつながりを断絶させた新型ウイルス。国家機能は強化され、格差はますます加速し、富の多寡が感染リスクを左右する。疾病がもたらす不条理を生き抜く知恵を近過去の歴史と思想から探る。
目次
序章 「新しい日常」を強いる権力の存在
第1章 リスクとクライシスの間で
第2章 食事の仕方に口を出す異様さ
第3章 繰り返されるニューノーマル―歴史で見る悲劇と全体主義
第4章 企業と教育界に激震―淘汰の時代がついに来た
第5章 コロナ下に起きた安全保障の異変
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学神学部卒業。同大大学院神学研究科修了。85年、外務省入省。在ソ連・在ロシア日本大使館勤務。北方領土問題など対ロシア外交で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。09年、最高裁上告棄却。13年、執行猶予期間を満了し刑の言い渡しが効力を失う。同志社大学神学部客員教授。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
sonettch
Happy Like a Honeybee
Good Tomorrow
こうきち