出版社内容情報
新型コロナウイルスによるパンデミックは一体どうなるのか。治療薬、ワクチン開発の見通しは?集団抗体は?人類は有史以来、未知のウイルスとの戦いを繰り返してきた。1世紀前のスペイン風邪では世界中で5000万人以上の死者を出したとも。英国人ジャーナリスト・社会史家の著者は近代以降のウイルスとの攻防をつぶさに検証し、今日のパンデミックを予想していた。本書は「予言の書」として再刊が待たれていた。人類は、このパンデミックにどう勝つのかを示す。さらに日本語版補遺として、医療ジャーナリスト、塚﨑朝子氏が新型コロナウイルス、
目次
序 伝染病の始まり
第1章 ウイルスとは何か?
第2章 迷信の時代―古代~17世紀
第3章 理性の時代―18世紀
第4章 狭まりゆく世界―19世紀
第5章 世界最悪のパンデミック―1918年「スペイン風邪」
第6章 嵐の後
第7章 変異する敵―1957年「アジア風邪」と1968年「香港風邪」
第8章 種の壁を越えるウイルス―鳥インフルエンザ
第9章 治療法を求めて
補章 新型コロナウイルスに立ち向かう
著者等紹介
クイン,トム[クイン,トム] [Quinn,Tom]
イギリスのジャーナリスト。1956年生まれ。社会史研究家でもあり、これまでに発表した著書は30冊を超える。代表作は『Science’s Strangest Inventions』、第1次世界大戦の従軍者の体験談をまとめた『Tales of the Old Soldiers』など
塚〓朝子[ツカサキアサコ]
ジャーナリスト、読売新聞記者を経て、医学・医療、科学・技術分野を中心に執筆多数
山田美明[ヤマダヨシアキ]
東京外国語大学英米語学科中退。英・仏語翻訳家
荒川邦子[アラカワクニコ]
米コロラド州立大学卒。英語翻訳家・イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どんたこす
ぼっこれあんにゃ
くらーく
aochama
mamaさん