出版社内容情報
スマホが依存物であることを知っていますか? 大人も子どもも知らないうちに依存物とつきあい、知らないうちに依存症に陥るのがこの精神の病の恐ろしさ。国立病院機構久里浜医療センター精神科医が警告する、オンラインゲーム障害を中心にしたスマホ依存の正体。
内容説明
スマホは依存物です。知らないうちに“脳内借金”をつくる最凶の相手です。大人も子どもも依存物と知らずにつきあい、気づいたときには重症化しているのがスマホ依存症の恐ろしさ。病の予兆が「疲労」「不眠」といったシグナルにしかならず、症状が脳内で進行するのが、この精神疾患のやっかいなところ。久里浜医療センター精神科医が警告する、オンラインゲーム障害を中心にしたスマホ依存症とその治療、「初めの一歩は、病の正体を個人も社会もよく知ることです」
目次
第1章 依存物は最高だ!
第2章 脳内借金としてのスマホ依存症
第3章 依存物との闘いの歴史
第4章 スマホ依存症の実態
第5章 スマホ依存症対策の壁
第6章 スマホ依存症からの回復
著者等紹介
中山秀紀[ナカヤマヒデキ]
1973年、北海道生まれ。医学博士。独立行政法人国立病院機構「久里浜医療センター」精神科医長。専門領域は、臨床精神医学、アルコール依存症。2000年、岩手医科大学医学部卒業。04年、同大学院卒業。岩手医科大学神経精神科助教、盛岡市立病院精神科医長を経て、10年より久里浜医療センター勤務。同年、「第45回日本アルコール・アディクション医学会優秀演題賞」受賞。19年、「第115回日本精神神経学会学術総会優秀発表賞」受賞。11年より、インターネット依存症治療部門に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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