朝日新書<br> スマホ依存から脳を守る

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朝日新書
スマホ依存から脳を守る

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022950536
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C0247

出版社内容情報

スマホが依存物であることを知っていますか? 大人も子どもも知らないうちに依存物とつきあい、知らないうちに依存症に陥るのがこの精神の病の恐ろしさ。国立病院機構久里浜医療センター精神科医が警告する、オンラインゲーム障害を中心にしたスマホ依存の正体。

内容説明

スマホは依存物です。知らないうちに“脳内借金”をつくる最凶の相手です。大人も子どもも依存物と知らずにつきあい、気づいたときには重症化しているのがスマホ依存症の恐ろしさ。病の予兆が「疲労」「不眠」といったシグナルにしかならず、症状が脳内で進行するのが、この精神疾患のやっかいなところ。久里浜医療センター精神科医が警告する、オンラインゲーム障害を中心にしたスマホ依存症とその治療、「初めの一歩は、病の正体を個人も社会もよく知ることです」

目次

第1章 依存物は最高だ!
第2章 脳内借金としてのスマホ依存症
第3章 依存物との闘いの歴史
第4章 スマホ依存症の実態
第5章 スマホ依存症対策の壁
第6章 スマホ依存症からの回復

著者等紹介

中山秀紀[ナカヤマヒデキ]
1973年、北海道生まれ。医学博士。独立行政法人国立病院機構「久里浜医療センター」精神科医長。専門領域は、臨床精神医学、アルコール依存症。2000年、岩手医科大学医学部卒業。04年、同大学院卒業。岩手医科大学神経精神科助教、盛岡市立病院精神科医長を経て、10年より久里浜医療センター勤務。同年、「第45回日本アルコール・アディクション医学会優秀演題賞」受賞。19年、「第115回日本精神神経学会学術総会優秀発表賞」受賞。11年より、インターネット依存症治療部門に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

23
eスポーツについても言及してるのがいい。プロとして活動してる人と依存患者の違いはたしかにある。2020/05/12

66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)

13
休校になり、スマホ時間が超伸びてる高校生息子。流石にやばいなと思い読んでみた。依存とは何か、依存症を起こしやすいものの特徴は何か。やはり「手軽」「確実」「格安」「安全」に快感を得られる。これかー。そして、単品のゲームと違いスマホのオンラインゲームは「無限性」があると。なるほど。そろそろ休校も終わりになる(と思いたい)ので、生活リズムを整えさせよう。このままじゃヤバい。最後の、断ゲームより節ゲームのほうが難しい、というのは以外だった。でも読むと納得。図書館本2020/04/26

アマザケ

12
青少年(大人も)とスマホの依存は随分前から問題になっているが、実態が明らかにされていない。ただ、この本を読むとなぜゲームが依存症になるのかが良く分かる。 WHO(世界保健機構)はゲーム依存を「ゲーム障害」と括りを改めた。著者は疾病なので治療が必要だと述べている。発達障害を抱える子のゲームに依存関係する記述もあった。事例では、学校では問題もなく学業も優秀な子どもがあるきっかけを境にゲームにのめり込んでいく様子が描かれていた。きっかけは心の隙間の孤独感、疎外感、生きづらさか?他人事ではない。2024/09/14

Yukiko

11
息子がスマホ依存ではないかと心配で読んでみた。やっぱりそうかもと思ってさらに心配になった。 コロナ感染拡大防止で外出自粛、オンライン授業でずーっと自宅にいるようになったので、依存が進行しそうだ。この本を読んでもどうしたら良いかわからない。2020/04/27

kanki

11
メモ「ゲームをやりすぎると、ゲーム依存症という病気になってしまうかもしれない。依存症になると、ゲームをしていないとイライラしてくるので、ゲームから離れられなくなってしまう。すると、他のことが結局できなくなってしまうんだ。世界中でゲームは危ない依存物とされている。やりすぎて依存症になってしまう子どもは多いけれど、君を依存症にさせたくない。だからうちではゲームは1時間までのルール。それ以外の時間は一緒に〇〇しよう!」2020/03/30

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