出版社内容情報
異次元の金融緩和、賃上げ要請、コンビニの二四時間営業まで、民間に介入する安倍政権の経済政策は「社会主義」的だ。その経済思想を、満州国の計画経済を主導し、社会主義者と親交があった岸信介からの歴史文脈で読み解き、安倍以後の日本経済の未来を予測する。
内容説明
躊躇なく民間に介入する安倍政権―この「不自由経済」の先に未来はあるのか。異次元の金融緩和から賃上げ要請、携帯の値下げまで。最長宰相は、なぜ「小さな政府」と決別して、「大きな政府」の復権に走ったのか?その経済思想は、どこからきたのか?満州国の計画経済を主導し、社会主義者と親交があった岸信介からの歴史文脈、そして社労族・安倍晋三の「変節」から読み解く!
目次
第1章 「統制経済」と「福祉」のDNA
第2章 社労族から小泉首相の後継者へ
第3章 「瑞穂の国の資本主義」、その真意
第4章 アベノミクスの「変節」
第5章 アベノミクスとは何だったのか?
第6章 ポスト安倍の行方
著者等紹介
鯨岡仁[クジラオカヒトシ]
1976年、東京都生まれ。99年、早稲田大学卒業、日本経済新聞社入社。2003年、朝日新聞社に移り、政治部記者として、首相官邸、防衛省、民主党などを担当。08年、経済部記者になり、日本銀行担当としてリーマン・ショックを取材。社会保障と税の一体改革、内閣府、財務省、自民党、首相官邸(2度目)、経済産業省などを担当。現在、北海道報道センター次長(デスク)。景気循環学会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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