出版社内容情報
なぜ、俳句は大のオトナを変えるのか!?「いつからでも入門できる」 「俳句は打球、句会が野球」「この世に傍点をふるようによむ」──俳句でしかたどりつけない人生の深淵を見に行こう。芥川賞作家で俳人の著者が放つ、スリリングな異色入門書。
内容説明
俳句は打球、句会が野球。一人でもできるし、他者ともできる極上の遊びである。俳句ビフォーアフターで、こんなに人生が変わるなんて―。いつでも、だれでも入門できる、それが俳句。俳号や季語、俳句界の独特な空気や摩訶不思議なルール、実は知っておきたいこともぜんぶ、書きました。小説家であり俳人でもある著者が、俳句でしかたどり着けない景色をお見せします。
目次
第1章 俳句は一人でできる(俳号の話;俳句は「日本語」であって「和」のものではない ほか)
第2章 俳句は他人とできる(「NHK俳句」の話;たった五七五の冴えたやりかた ほか)
第3章 俳句は行使できる(嫌いな季語;俳句は行使するもの(前編) ほか)
第4章 どこまで俳句にできるか(俳句は暗記できない;切れてる/切れてない ほか)
著者等紹介
長嶋有[ナガシマユウ]
1972年生まれ。作家、俳人。94年朝日ネット(パソコン通信)の「第七句会」で句作を始める。95年「恒信風」創刊同人。同人の寺澤一雄の他、池田澄子らの影響を受ける。作家として2002年芥川賞、07年大江賞、16年に谷崎賞を受賞。2019年度のNHK Eテレ「NHK俳句」で毎月第二週の選者を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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