出版社内容情報
超大国、米国の背中を追う中国。世界2位の経済力を軍事費につぎ込み、急速な近代化を進めている足元では何が起きていたのか。31の省、自治区、直轄市のほぼ全てに足を運び、空母建造、北朝鮮国境などに潜入。中国当局に拘束されながらも現場を追った迫真ルポ。
内容説明
超大国アメリカを猛追し、国際秩序を塗り替えようとする中国。その足元では何が起きていたのか。国産初の空母建造、新型ステルス機の飛行実験、世界を脅かすサイバー攻撃の拠点、スパイ活動の最前線、宇宙開発、北朝鮮国境、密輸の決定的瞬間…。2007年以降、数々の厳戒現場に潜入した特派員が、監視の目をかいくぐって見た軍や党の実態とは?二度と入ることができない「核心の地」からの最後のルポ。
目次
序章 異形の超大国は何を目指しているのか―現場から見た急速な近代化の足元
第1章 中国軍の強さともろさ―新型ステルス戦闘機の実力
第2章 サイバー空間を占拠せよ―戦力と戦略の実態
第3章 宇宙開発への野望
第4章 世界最大規模のスパイ活動
第5章 中国、海軍大国への胎動―ルポ「空母建造」の現場潜入
第6章 国境から見た北朝鮮―「血の同盟」の実態
第7章 組織でみる中国軍の実像
終章 最後の中国特派員になるかもしれない―縦横無尽に取材のできた時代
著者等紹介
峯村健司[ミネムラケンジ]
朝日新聞国際報道部記者。1997年入社。中国総局員(北京勤務)、ハーバード大学フェアバンクセンター中国研究所客員研究員などを経て、アメリカ総局員(ワシントン勤務)。優れた報道で国際理解に貢献したジャーナリストに贈られるボーン・上田記念国際記者賞受賞(2010年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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