出版社内容情報
移民と自衛隊、社会の分断、沖縄と本土──。デモに出かけ、被災地に出かけ、隣近所に住む主婦とも日常会話する「行動する社会学者」の物の見方・思考法がわかる。朝日新聞論壇時評(2016年4月~19年3月)、夕刊連載「思想の地層」(2014年4月~16年3月)をまとめて一冊に。
内容説明
人間の尊厳を軽んじていることが、停滞と閉塞感の根底にある。日本と世界を見つめ続けた8年間の軌跡。
目次
1 論壇時評 2016‐2019(冷戦後30年の日本―世界の変化になぜ遅れたか;この国のかたち―タブーなき議論で再確定を;富山=北欧論争―「日本土着の改革」の可能性;閉じこもる言論―固定ファン頼み、こぼれる声;外国人との共存―ずさんで不透明な壁が阻む ほか)
2 時評 2011‐2016(被災地と向き合って―欠落した知恵と勇気;「無難」な報道機関、必要か;世界の解雇規制―ルールに透ける「社会」;揺らぐ政治秩序―20世紀の常識、不適合;連立与党の公明党―政界適応で招いた危機 ほか)
著者等紹介
小熊英二[オグマエイジ]
1962年生まれ。歴史社会学者。慶應義塾大学総合政策学部教授。東京大学農学部卒業後、出版社勤務を経て、東京大学大学院博士課程修了。2011~15年度、朝日新聞論壇委員を務め、16~18年度、同紙論壇時評を担当した。著書に『単一民族神話の起源』(サントリー学芸賞)、『“民主”と“愛国”』(大佛次郎論壇賞、毎日出版文化賞)、『社会を変えるには』(新書大賞)、『生きて帰ってきた男』(小林秀雄賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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