出版社内容情報
古代史ファン待望の「卑弥呼と邪馬台国」を大特集。神功皇后か? アマテラスか? 卑弥呼とは誰のことだったのか? 卑弥呼と邪馬台国の人々の暮らし、九州か畿内か──邪馬台国はどこにあったのか? などなど、古代最大のミステリーの謎を解き明かす!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hyena_no_papa
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表題がストレートで即購入!邪馬台国問題の概説書。カラフルな図表多用でちょっと関心を持ち始めた層にも抵抗感はなさそう。各パートを著名な学者による監修/文で分担。渡邉義浩、西本昌弘、西川寿勝、片岡宏二、安本美典、松木武彦、倉本一宏、仁藤敦史、武光誠の諸氏が名を連ねる。細かく見るとミスや不適切な表現も。また担当者によって卑弥呼の遣使を景初二年としたり、景初三年とする場合もあり、注意深い読者は気がついて疑問に思うかも。930円は妥当。上質な光沢紙を使ってあるので照明が映り込んで読みづらいのが難と言えば言えそう。2021/11/18