ソノラマノベルス<br> キマイラ―聖獣変

個数:
電子版価格
¥1,300
  • 電子版あり

ソノラマノベルス
キマイラ―聖獣変

  • ウェブストアに54冊在庫がございます。(2025年06月29日 01時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022760289
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0293

出版社内容情報

著者のライフワークである伝奇大河シリーズ「キマイラ」がついに完結を迎える!? 闘病を経て、いま考えうるラストをとにかく書きあげたいとの思いから、物語の途中をすっとばし、先にラストを書き上げるという前代未聞の一冊に。俺たちの闘いは終わらない!

内容説明

絢爛たる大河伝奇、終わりなき物語の終幕―九十九三蔵は円空山で真壁雲斎と酒を飲んでいる。思い出されるのは大鳳吼、久鬼麗一のこと。ふたりは今、どこで何をしているのか。忘れられぬまま日々を過ごしてきた九十九に、雲斎は「アメリカに行く気はないか」と尋ねる。一方、荒久の海岸であの濃密な時間を思い返し、火のように激しく涙する菊地良二。そして、未知の種族イゾラド。夢枕獏によって、これからも書き継がれる名作「キマイラ」。著者自身「これしかなかった」と語る、長大なる物語の結末とは?

著者等紹介

夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、神奈川県小田原市生まれ。東海大学卒業。77年『カエルの死』でデビュー後、〈キマイラ・吼〉〈魔獣狩り〉〈闇狩り師〉〈陰陽師〉シリーズ等人気作品を発表し、今日に至る。89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。さらに『大江戸釣客伝』で、2011年に第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、12年に第46回吉川英治文学賞を受賞。16年、絵本『ちいさなおおきなき』(山村浩二画)で第65回小学館児童出版文化賞受賞。17年、第65回菊池寛賞受賞。18年、紫綬褒章受章。同年に第21回日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

31
小説家とは、なんと業の深い職業なのだろう。40年以上書き続けられ、それでも終わりが見えない『キマイラ』は、いつしか生涯小説と名付けられ、終わらないことが意味を持つ小説になってしまった感があった(それは百巻完結を目指して始まった栗本薫の『グイン・サーガ』が、百巻を越えてなお終わらず、終わらないことに意味を持ってしまったのと似ている)。しかし大病を経て、夢枕獏の心境に変化が訪れる。自身の寿命のうちに終わらせられないのであれば、先に終わりを書いてしまうことが長年の読者に対する礼儀ではないか、と。(つづく)2025/05/30

ケイジ

23
30年前にハマっていた「本当に面白い」アクション青春小説。これで終わり、ではなく続きそうな感じでした。しかし先生が決めたことだからこれが最終ですね。呪殺変を楽しみにしています。2025/05/26

なつみかん

15
僕はあの映画「シックス・センス」のラストを家人に頼み込んで聞き出してから見て満足しているのだから、全然、かまいませんョ!だから、さぁ、このあとョ、獏さん。2025/06/22

ヘビメタおやじ

9
またキマイラが読める喜びを味わえました。それも、結末というかたちで。この長い物語がどこへたどり着くのかを知れるなんて、なんと幸せなことでしょう。やはり物語の熱量は大きく、あっという間に読み終わってしまいました。しかし、待て、待て、これもまた終わっていないのではないか、となりました。「聖獣変」もまた続いていくのでしょうか。それとも、実人生と同様、彼らの物語も終わりがないということでしょうか。まあ、どちらでもいいです。どんなかたちでもいいから、彼らにまた会えることを望むのみです。2025/06/08

akiakki

9
最終回と言うよりその後のポストクレジットとエンドクレジットのよう。ちゃんと盛り上がったラストが別にあり、一度物語を締めてからポストクレジットとして菊地があのセリフを言うのであれば大満足なんだけどな。最後だけ混沌の城や涅槃の王世界になってません?2025/05/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22616098
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品