朝日ノベルズ エイリアン孤島鬼談

菊地 秀行【著】

朝日新聞出版（2016/07発売）

• サイズ 新書判／ページ数 215p／高さ 18cm
• 商品コード 9784022760210
• NDC分類 913.6
• Cコード C0293

出版社内容情報

【文学/日本文学小説】九州の孤島で奇妙な遺跡を調べた八頭大は、そこが「あの」伝説の島であることを知る。大を待つのは、お宝か、死か……！？　最強のトレジャー・ハンター八頭大が、最凶の『鬼』と対峙する！ 超人気「エイリアン」シリーズ書き下ろし最新作！！

菊地秀行［キクチヒデユキ］

内容説明

世界屈指のトレジャー・ハンターにも休養は必要だ。八頭大と太宰ゆきは、九州にある孤島のホテルで、美味い食事と温泉を楽しむはずだったのだが…。突如現れたチビデブ野郎に導かれるように、島の怪異が二人を襲う！何かがあると直感して調査を始めた大は、ここが“あの”伝説の島であることを知るのだった。島に眠るのは、お宝か…死か！？最強の高校生が、最凶の『鬼』と対峙する！

著者等紹介

菊地秀行［キクチヒデユキ］
１９４９年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。１９８２年『魔界都市“新宿”』でデビュー後、数多くの人気シリーズを精力的に執筆。ＳＦ・ホラー映画愛好家としても有名である（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海猫]

今回も文章の活きが良く、ひたすら主人公は移動と行動をし、テンポ良く痛快。といった案配でこのシリーズに期待するものはちゃんとあったので納得の内容。前半の和風ホラーテイストがけっこう怖いし、後半は海外でのバタ臭いアクション展開で読ませる。シリーズ中、特に傑出した作品ではないけれど、これだけ長年続いてきてこの水準のものが出るなら納得といったところ。ということでまた新作待ってるよー。

2016/08/22

[miroku]

鬼……。エイリアンか？　まあ、このシリーズに野暮は言うまい。　ついでに、「てもち豚さん」がいい！

2019/12/17

[しのぶ]

書店で新刊を見つけたので購入。テンポの良い文章と安定の面白さ。

2016/08/26

[はかせ]

いつもながら超御都合兵器の連発。トレジャーハンターは超人以上。だが相手は見事な化け物。作者もよく続くこと三〇年来おもうばかり。

2016/08/16

[ナンさん]

エイリアンシリーズ初？の桃太郎は一見奇をてらっているのかと思いきや猿・雉・犬は出て来ないが桃太郎のお話だった(笑) しっかりとエイリアンシリーズの韻を外す事無く描かれているのでファンは安心して読める♪

2020/09/08