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出版社内容情報
山にはこの世ならざるものがいる……。安曇潤平による最恐の山怪談、初のコミカライズに豪華執筆陣が集結! 山小屋で聞いた滑落事故の話。見通しのいい場所でなぜ事故は頻発するのか? その裏に隠された真実とは…… !?全5話収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夢追人009
277
本書は5人の漫画家さんによる安曇潤平作品のコミカライズ短編集ですね。途中で心霊系の女流漫画家さんとの対談の頁がありまして、そこで初めてお顔を拝見しましたら意外にも松村進吉さんと松村邦洋さんによく似ていらっしゃいましたね。まあ私はポツポツとアンソロジーで少し読んだだけですので、その内に単著の短編集を探して読まなきゃと思いますね。山の怖い話が専門の作家さんの著者は山登り人口を減らすのに大いに貢献されていそうですが、でも山男や山女の方々は山に魅せられて、全くそんなの関係ねえとばかりに挑まれている事と思いますね。2021/12/07
ネムコ
30
他の方も書いていらっしゃいますが、登録書名が本チャンと違うという珍しいパターン。『Amazonで詳細を見る』ボタンをクリックすると出てきますが、本当の書名は「山怪談」。登山に絡んだ怪談を書かせたらワタシ的ナンバーワンの安曇潤平さんの話のコミカライズ。みんな元のお話は既読でしたが、やっぱりイイなぁ。買って良かったです。怖いだけじゃなくて、死者の想いが伝わってくる感じ。安曇さん、体を悪くされて、もうあまり登山はなさらないと自書で書かれていましたが、麓の居酒屋などでネタを仕入れたら、また本を出して欲しいです。2018/03/08
澤水月
22
伊藤潤二が安曇潤平の山の霊異記ものを1作描いてるの目当て。全体に恐ろしくも暖かくもあり良い。大病された安曇さん、新たなゲキこわ実話怪談は難しくとも、漫画原作には非常に向いている気がする。ブームの本家山怪(安曇さんの方が以前からです)より漫画という形式に合いそう2018/03/15
roatsu
21
漫画にもなったんだと人気に驚く。へえ、あのお話はこんな画に、と味わい深い。ただ、表現形式を問わず得体の知れぬものや説明のつかない経験への恐怖を表現し、伝えることはなかなか難しいものだとも感じる一冊だった。2018/04/08
かやま
6
山をテーマにしたホラー短編集。ホラーを読むときには重視しない「いい話」系の落ちの作品も、今回はなんだかほっとするようなポジションに納まっていて塩梅が良かった。やばいものを目の前にした時の「見ちゃだめだ」っていうのは何かリアルだよな。2018/04/12
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