内容説明
かつて帝都東京を占領していたソ連軍は、海軍将校でもある桃園宮内親王那子らの活躍によって放逐された。それから一年、軍事同盟を締結している欧州状勢に、再び激変の兆しが見られ始めていた。そんな中、那子は婿選びのため、そして欧州にくすぶる戦火を鎮めるために、渡欧することを発表する。プリンセスが奮戦する大好評架空戦記の第二部、ついに始動。
著者等紹介
吉田親司[ヨシダチカシ]
日本SF作家クラブ会員。これまでに上梓した仮想戦記やライトノベルは75冊に及ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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YS-56
3
続きがあるとは思いませんでした。那子様が征く途を照らす光は、全て星の光で出来ているんですかね?2011/06/19
菊地
2
敵はソビエトからドイツ。スターリンからヒトラーに。「婿選び」という暢気な響きとは裏腹に、国の命運を握る外交カードと、「政略結婚」としか言いようがないその結婚に対して誇り高く受け止めている殿下の姿勢が輝いていた。新シリーズ開幕のプロローグとしてドイツとの対立と決裂までしか描かれているため本格的な戦争はこれから。しかし小桜さんは今回も撃墜されてしまってもう「ついてない波木小桜」とでも名乗ればいいのではないでしょうかね。2011/07/31
Meistersinger
2
婿取りで話を続けられるのか・・・。文体が荒巻 義雄みたいになってきた2011/05/25
長門たつた
2
何故かレーベル変わっての新章。三カ月連続刊行とのことで、続きが楽しみである。2011/05/25
ask
0
Kindleにて再読2016/05/15
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