内容説明
私立東綾瀬高校に通う山本洋子は、学業優秀にして運動神経も抜群!しかも、その筋では有名な天才ゲーマーとして無敵を誇っており、『先天的に偉そうな態度』と相まって教師の間では“扱いにくい生徒ナンバー1”に輝いていた。そんな彼女が放課後に向かった先は、宇宙戦争が繰り広げられている一千年未来の戦艦の中!?未完の超人気シリーズがファイナル・ステージ攻略を目指して再始動。
著者等紹介
庄司卓[ショウジタカシ]
平成4年、富士見ファンタジア文庫『ダンシィング・ウィズ・デビルズ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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亮人
9
90年代のSFを底辺で支えたのはスペオペラノベ(アニメ)だと思う。現に自分も『機動戦艦ナデシコ』からSFに初接触して、開拓されました(笑。本シリーズはリアルタイムでは触れてないけど、題だけは知っていた。まさか当時、未完のまま中断していたなて思いもしなかった。そして今、満を持して完全版として復活!!90年代当時の雰囲気のままが伝わってきて中々楽しかった!!そしてスペオペならではの「ガス惑星の恒星化」などのガジェットやラストのヴィジョンなどSFっぽくわくわくできて素晴らしい。続巻が楽しみなシリーズだ。2011/04/16
METHIE
7
もう懐かしいというかなんというか、セガやSNKのゲームがバンバン出るのに直撃世代のオレとしては感動してしまうわけで。 普通ならばヨーコがどうして未来に来たのかというのを段階を踏んで描くところをあっさり省略しているために戦艦同士のバトルが味わえる。2014/08/13
KEI
7
購入。懐かしい、毎週日曜の朝にアニメ観てたなぁ。そして原作が完結していない事実に驚愕。洋子を始めエスタナトレーヒチームの破天荒っぷりが痛快。2010/10/24
朧月
5
富士見版を買ったのは中学生のコロ。当時のゲームとアニメのアレコレがほぼ実名で乗っており、なつかしい感じがします。 既刊の本編1,2巻がまとまっているだけあって、かなりのボリューム。 かなり飛ばし気味で読んで、2,3時間ぐらいかかった。 かなりSF的、というか用語や設定がたびたび出てくる作品で、楽しんで読みました。 本巻はチームメンバー全員集合、というお話です。読み返してみると、ここまでの間でもかなり登場人物多かったんだなー。2013/11/23
ロック
4
今読むとノスタルジックな空気感が味わえる濃厚なSF、スポコンのような作品。30世紀を舞台に二大勢力に分かれた人類、TERRAとNESSによる銀河の覇権を賭けた戦争に、20世紀の主人公山本洋子たちがスカウトされ、TERRA側として戦う物語。とにかく自己中心的だけど憎めない主人公たち。(否定は出来ない…)そしてちょいちょい挟んでくるゲームネタ。メガドライブやネオジオを知っていれば更に笑って楽しめるかもしれません。1巻では仲間4人が集まり本格的な戦いは2巻以降かと思うのでどんな戦法になって行くか楽しみですね。2023/03/23
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