内容説明
地球侵略業務を成功裡に終えて核恒星系に帰還するハウザー艦長だが、その表情は冴えない。姉ダイアナの指示で、オルクスの代替艦探しやアルビオロンへの帰郷という難問が待ち構えているのだ。そしてそこになんと結婚話までが！？胸を張れ、ハウザー、両手に花の凱旋だぞ！―宇宙人側の後日譚を描くノベルス合本番外編。巻末に特別書き下ろし「終わりなき戦い（後編）」を併録。
著者等紹介
笹本祐一［ササモトユウイチ］
１９６３年東京に生まれる。１９８４年「妖精作戦」で作家デビュー。２００５年「ＡＲＩＥＬ」星雲賞日本長篇部門受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MarsAttacks!
10
ついに番外編にて最終巻を読み終えました！思えばうん十年前にソノラマ文庫で読み始め、文庫版は途中で断念・・・そしてこの新書版をまとめ買いしたは、なかなか読み切れずでしたが、ついに完結まで来ました。ちょっと感動ですが、なんとなくですがまだまだ続けれそうな雰囲気を醸し出し終わっていますね～またの出会いがあれば楽しみにARIELに区切りをつけます。シリーズ通して面白かった！2019/03/31
syam
5
母艦がオルクスからルキフェラスになって、単艦でも力任せで勝てるようになっちゃったからな…エリアルらしくない感じでちょっと不満。手足縛られてるような制限の中であがく様が面白かったのに。2011/08/31
OTIUM
2
中学生の時に、レンズマンシリーズを読んでからスペースオペラにはまったのを思い出しました。 １巻からEXまで面白い。 ミニスカシリーズ早く次の巻でないかな。2013/08/23
とんび
2
筆が滑って出てきたおねぇさんがたが、すっかり話をコントロールしてますな。ルキフェラス高性能すぎて、艦長以下スタッフに流れる戦闘の楽勝ムードがちと寂しい。2013/04/23
おーた
1
新書版ARIALの最終刊。 ハウザー艦長の里帰りと結婚の話、書き下ろしの辺境ステーションの攻略話の後編が収められている。 書き下ろしの話は、使える駒を存分に使った感じで、本編のように駒が足りないのをインチキで乗り切るようなドタバタ感が感じられないのが残念。宇宙人には貧乏が似合うと思う。2011/08/21
