内容説明
“このような目に見えるすべての良いものにもまさって、心という目に見えないものを与えられた人間が、この楽しい園のような世界を、よりよくするための生命を与えられたということは、どんなにすばらしいことでしょう。”
数学教師でありながら神を愛し、信仰し続けた女性。
この世に生を享けた意味とは、尊く美しい生き方とは。神への賛美と感謝を美しい言葉で綴る珠玉の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たけはる
6
小説の資料に。 神を信じる、ということの凄さを垣間見ました。 神を信じてゆだねる。自分が楽をするための他力本願ではなく、みずから手を尽くした上で神の導きを待つ。まったく疑うこともなく、ただ純粋に。 そして訪れる恵みに感謝する。このような著者だからこそ、折々必要な道が開け、よき人と出会えるのだろうなあと思いました。こういう生き方はなかなかできるものじゃありませんが、神でなくとも、おのれが純粋に信じる芯があれば、こんな風に前向きに強く生きられるのかもしれない。 2019/09/23
