内容説明
和美の女子高の修学旅行を軸に、SCEBAI、ゲドー社、フログレンスと関係者すべてが古都・京都に集結して大騒ぎとなる「女子高生西へ」と、ハウザーの煮え切らない態度に業を煮やしたシモーヌがオルクスを去り、華麗な恋の駆け引き(!?)が展開される「キャリア・ガールは振り向かない」他を収録する、恐るべき女性パワー炸裂の第3弾。―巻末特別書き下ろし「マイナス3話 昭和一五年のからくり天狗」を併録。
著者等紹介
笹本祐一[ササモトユウイチ]
1963年東京に生まれる。1984年「妖精作戦」で作家デビュー。2005年「ARIEL」星雲賞日本長篇部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MarsAttacks!
6
今回も仰々しくドタバタに物語は進みます。連載時が80年代なので、小道具や背景は古く感じますが、キャラクターのノリや物語の勢いはいまだ衰えず、十分楽しめます。だって当時はツンデレなんて単語はなかったですが、この巻はまさにツンデレなお話。面白かったけど今回ARIELちょろっとしか出てませんでした。少しさびしい。2014/06/12
ドル箱
3
3巻再読感想いきましょう。な~んかね感想コメントを書くのがアホらしいというか馬鹿馬鹿し過ぎる笹本作品なんだが、この著者の「根底」に有るSF要素だけは馬鹿に出来ません。(軽くライトに書いてるが所どころに本格SF理論が存在し見え隠れしております)これは笹本の才能だと私は思います。だから読む訳ですが、さて今回は修学旅行編とインド宇宙人による侵略作戦(今読むとイカ娘を連想)とあ~タレ目の鈍感馬鹿の漫才とシモーヌ女史とのデレ?がメインのお話ですが「ARIEL」はさっぱり活躍しておりません。また次巻で逢いましょう。2012/03/27
アルクシ・ガイ
2
この三巻目までは五年前に読了ずみ。おそらく「たった一人の侵略」あたりで、次巻に進む気を失ったのではないかと。でも今回は読む。2018/10/27
キョウラン
2
京都の修学旅行の話。80年代後半に書かれたのでなんとなく昭和臭がしますw枕投げとか、わいわいがやがやと学生気分にひたれたw2012/01/13
アルクシ・ガイ
1
どんどん「エリアル」じゃなくなってくる。2013/04/19