朝日新書<br> 山本直純と小澤征爾

個数:

朝日新書
山本直純と小澤征爾

  • ウェブストアに20冊在庫がございます。(2024年04月20日 10時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 248p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022737328
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

単身日本を飛び出し、クラシック界の頂点へ駆け上がる小澤征爾。「男はつらいよ」「8時だよ、全員集合」などのテーマ曲を手掛け、音楽を大衆に伝え続けた山本直純。音楽を心から愛し、新日本フィルを立ち上げた二人の人生をダイナミックに描く。

内容説明

「埋もれた天才」と「世界の巨匠」この二人がいなければ、日本にクラシックは存在しなかった。日本クラシック音楽の基礎を築いた二人の波乱万丈な人生。

目次

第1章 齋藤秀雄指揮教室(1932~1958)
第2章 大きいことはいいことだ(1959~1970)
第3章 オーケストラがやって来た(1971~1972)
第4章 天・地・人(1973~1982)
第5章 1万人の第九とサイトウ・キネン(1983~2001)
第6章 鎮魂のファンファーレ(2002)

著者等紹介

柴田克彦[シバタカツヒコ]
1957年福岡県生まれ。音楽ライター・評論家&編集者。國學院大學文学部卒。中学、高校、大学の吹奏楽部でトロンボーンを演奏し、東京フィルの裏方も経験。専門紙の編集者、クラシック音楽マネージメントの宣伝担当を経て独立し、雑誌、プログラム、宣伝媒体、CDブックレットへの寄稿、プログラム等の編集業務、講演や講座など、幅広い活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

34
音楽ライター柴田克彦2017年著作。1960年代等の日本映画を漁っていて山本直純音楽の多さに驚いている。彼はいったい何者なのか?山本は東京藝術大学出で小澤征爾と指揮の師匠は同じで、何と小澤を指導していた時期もあるらしい。しかも長年友情関係にあったとか。著者に指摘されTV番組の主題歌で彼作曲の多さを再認識。著者曰くその大衆的なイメージのために山本の作曲家指揮者として正統に評価されていないと。実際、小澤は山本を天才と評価し、クラシック畑で指揮の機会を度々設けていたらしい。自ら評価出来ない日本社会の問題を感じた2023/02/21

けんとまん1007

34
小澤さんをして天才と言わしめる山本直純さん。確かに、印象に残っているのは、ここでも書かれているとおり、音楽を広めるというあたりのところばかり。今でも耳にすることがあるテーマ曲の、なんと多いことか。持って生まれた才能が溢れすぎた直純さんが、自分の立ち位置と、小澤さんの立ち位置も考え、動く。それを小澤さんは、わかっているという、この二人の関係性が凄い。たられば・・・な、どうしようもないのだが、直純さんが違う路線に行っていたら、どうなっていたんだろう?と思ってしまう。2018/01/14

紅花

21
久しぶりに「森のうた」が読みたくなって、Amazonを検索したらヒットした本。山本直純さんの真の天才ぶりと、小澤征爾さんの努力や人柄がもたらす活躍。山本直純さんの音楽を聴くとき、メロディーもだけど、メロディー部分以外のパートに耳を傾けると、とても心地よい。本当の天才。日本のバーンスタインって言うけど、それもありだけど、彼の音楽はカジュアル、現代的に聞こえて、ものすごく古典的、伝統的な柱や梁があって、その上に成り立っている、んじゃないかしら?と思う。私はモーツアルトじゃないのかしら?と思う。2018/05/05

ろべると

17
小澤征爾が「自分より才能が上、まったくかなわない」と脱帽した山本直純。「大きいことはいいことだ」のCMや「オーケストラがやってきた」などの番組でクラシック音楽の裾野を広げた山本は、類まれな音感の持ち主にして、天性のメロディストであった。豪放磊落な性格で愛される一方で、子供のように振る舞い周囲を困惑させた(親交が深かったというさだまさしの述懐が抱腹絶倒である)。本書は世界の頂点を極めた小澤と、底辺(?)で活動せざるを得なかった山本を描くが、後者の再認識が主眼となっており、その足跡を辿ってみたいと思わせる。2024/02/28

美東

15
私的には、山本直純の天才は指揮よりも作曲 に見出だせる。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12255245
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。