出版社内容情報
【社会科学/社会科学総記】「世界一貧しい大統領」と呼ばれたムヒカ氏については「貧乏を肯定する幸福論」が注目されるが、それは一面にすぎない。政治哲学・業績を紹介しながら大統領に選ばれた意味を考える。また現地での単独取材に成功。ムヒカ氏が本当に日本人に伝えたかったこととは?
萩一晶[ハギカズアキ]
内容説明
2016年春、南米ウルグアイの前大統領、ホセ・ムヒカ氏が来日し、心に残る数々の言葉を残して帰国した。だが我々は、ムヒカ氏が本当に言いたかったことを理解したか?「世界一貧しい大統領」という売り込みが何か誤解を生まなかったか?「貧乏でも幸福になれる」と伝えるために、わざわざ日本に来たのではないのだ。ムヒカ氏の真意を確かめるため現地に飛び、3度の単独インタビューに成功。ムヒカ大統領が誕生した背景、成熟した民主主義について考える。
目次
第1章 ムヒカさんが伝えたかったこと
第2章 花売りからの出発
第3章 大統領への道
第4章 哲人政治家が残したもの
第5章 「ムヒカ現象」が映した日本のいま
第6章 もっと幸福感のある社会に
第7章 ホセ・ムヒカさん独占インタビュー
著者等紹介
萩一晶[ハギカズアキ]
朝日新聞記者。1961年、京都市生まれ。京都大学法学部卒。86年、入社。徳島、神戸、大阪社会部を経て、96~99年にラテンアメリカ特派員(サンパウロ支局長)。2004~08年にロサンゼルス支局長、07年からはハバナ支局長も兼務。12~16年にオピニオン編集部記者。現在は朝日新聞大阪本社、記事審査担当および地域ニュースディレクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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