朝日新書<br> 丘の上のバカ―ぼくらの民主主義なんだぜ〈2〉

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朝日新書
丘の上のバカ―ぼくらの民主主義なんだぜ〈2〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 249p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022736949
  • NDC分類 304
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ギリシャから現代まで試行錯誤してきた民主主義についての決定版。朝日新聞論壇時評、紀行文など危機の時代を見通すエッセイ20。

内容説明

公開謝罪、自主規制、空気と暗黙のルール…。それらに屈することのない、自由な「バカ」ものはこの国にもたくさんいる。強きを尊しとしない、ほんとうの民主主義を全力で考える。

目次

1 自分の足で歩く(贈ることば;新しいやり方が、きっとある;勉強しなくっちゃね ほか)
2 彼と彼女と彼らのことば(安倍さん(とお友だち)のことば
オバマさんのことば
美智子妃のことば ほか)
3 丘の上のバカ(もっと「速さ」を;死者と生きる未来;丘の上のバカ)

著者等紹介

高橋源一郎[タカハシゲンイチロウ]
1951年生まれ。作家、明治学院大学国際学部教授。横浜国立大学経済学部中退。1981年『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長編小説賞優秀作、1988年『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、2002年『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞、2012年『さよならクリストファー・ロビン』で第48回谷崎潤一郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイランド

76
人と人の争いに、善と悪の戦いなんてわずかしかない。殆どの戦いは「正しい」と「正しい」の戦いである。非難されているISILだって北朝鮮だって、彼らは自分を悪だなどと思っていない。彼らの正しさを信じて戦っているのである。正しいの正体は様々で宗教だったりイデオロギーだったり所属する組織の大義であったり、個人の利益であったり。正しいを信じる心が強ければ強いほど、戦いは激しく悲惨さを増していく。では戦いを避けるためには?対話により相手の正しいを理解することしかない。その分自分の正しいが負けたと感じるかもしれない。→2017/05/24

佐島楓

52
本当の知性とはなにか。答えのひとつが確実にここに在る。2018/03/30

抹茶モナカ

43
『ぼくらの民主主義なんだぜ』の第1巻未収録分の朝日新聞論壇時評での連載を最終回まで収録。その他、民主主義についてを中心にしたエッセイを収録している。知性について考えさせられた。民主主義社会において、主権者はアマチュアであり、バランスの良い生活様式が求められる、という引用を読んで、ハッとした。意識の高い人や勤勉な誰かに選挙や政治は任せて来た自分について考え、反省した。でも、自分が丘の上に行くか問われたら、どうだろうかな、というところ。2016/11/25

ばんだねいっぺい

29
 丘の上のというと、安易にポニョが出てきたけど、あの好きなやつのことだったとは。  論壇時評ではあるが、読んでいてつい涙ぐんでしまった(笑)  鶴見俊輔氏の名前がいっぱい登場する。むずかしそうだけど、一冊ぐらいは読んでみようか。2016/11/16

niisun

27
前作が面白かったので続編も手に取って見ました。今回も高橋源一郎さんにしてはとても読み易く、様々に思索を巡らせることができるような内容でした。“ねじれ”も含めた多様性や複雑さを許容できることや、さも正しそうなことに、少し立ち止まって疑ってみることの重要性を改めて感じました。“安倍さん(とお友達)”の、ねじれのない国会こそ正しい姿と疑わない姿勢や、広島でのオバマ大統領の如何にも素晴らしいスピーチが、色々語っているようで、その実、彼の言葉として何も語られていない巧妙なものだったり。今回も色々考えさせられました。2017/02/03

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