出版社内容情報
【自然科学/天文地学】最新の惑星探査機は、摂氏400度以上になる水星で水の存在、土星の衛星「タイタン」で生命発生の可能性、海王星の衛星「トリトン」で氷火山の存在を明らかにした。日本の天文学の第一人者が最先端の研究をもとに太陽系のすべてを解説する。
渡部潤一・渡部好恵[ワタナベジュンイチ ワタナベヨシエ]
内容説明
太陽系の研究は、46億年前の惑星誕生の成り立ちに始まり、今や、太陽系外縁天体へと向かっている。各国が競って打ち上げる惑星探査機は、我々に何をもたらすのか?最先端の情報をもとに、知られざる宇宙の姿を徹底解説する。
目次
第1章 太陽系とは(太陽系は、どのように認識されてきたのか;太陽系の起源)
第2章 太陽系の主役たち―惑星の素顔(水星;金星;天王星;海王星)
第3章 きらりと光る脇役たち―太陽系小天体(小惑星;彗星;惑星間塵;流星)
第4章 見え始めた太陽系外縁部(太陽系外縁天体の基本;冥王星型天体の基本;冥王星の基本;探査機が明らかにした冥王星の素顔;太陽系外縁部、その先へ;太陽系外縁部には未知の巨大天体はあるか;太陽系外縁部に未知の第9惑星はあるか)
著者等紹介
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年福島県生まれ。東京大学理学部天文学科卒。総合研究大学院大学物理科学研究科天文科学専攻教授。国立天文台副台長。専門は太陽系の中の小さな天体(彗星、小惑星、流星など)の観測的研究。特に彗星を中心に太陽系構造の進化に迫る。2006年、国際天文学連合「惑星の定義委員会」委員となり、冥王星の惑星からの除外を決定した最終メンバーの1人
渡部好恵[ワタナベヨシエ]
神奈川県生まれ。サイエンスライター。東レ基礎研究所、蛋白工学研究所を経て現職。天文雑誌やウェブサイトにて、天文宇宙分野を中心に執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
びっぐすとん
toshi
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙とロケットが好き
卯月