出版社内容情報
ヒラリー・クリントン氏の実像を描き出す。大統領選を多元的な文化戦争としてとらえ、世界覇権国家の真実を解明していく。
内容説明
ファーストレディから大統領へ!運命を生きる“猛勉強少女”は覇権国家の文化戦争にいかに勝利したか?米国史上初の女性大統領の座へと歩むヒラリー・クリントン。彼女の類稀な来歴をひもときながら、その実像を描き出す。民族・宗教・ジェンダーなど多元的な文化の衝突が織り成す世界覇権国家・アメリカの真実に迫る、著者渾身の一冊。
目次
第1章 ヒラリー・ロダムの青春の輝き(実母から刷り込まれた指導力の要諦;長女を「息子」として鍛え抜いた元新兵訓練係の父 ほか)
第2章 ファーストレディが背負った業苦(ヒラリー・ロダム・クリントン;ラマーズ法騒ぎ ほか)
第3章 ヒラリー、かく戦えり(「彼女、けろりとしていなたあ」;シャットダウン ほか)
第4章 明白な運命(チェルシー―わが子に「備えと覚悟」を教える;「自分探し」の結論としてのわが子 ほか)
第5章 2008年(ヒラリーの敗因;投票はヒラリー、好きなのはオバマ ほか)
第6章 ヒラリー、世界を駆け巡る(フォギー・ボトムの女主人;「猛勉強の少女」から「猛烈長官」へ ほか)
第7章 ヒラリー・ステップ(不可能を可能にする;苦闘するアメリカ人とともに ほか)
著者等紹介
越智道雄[オチミチオ]
明治大学名誉教授。1936年、愛媛県生まれ。広島大学大学院文学研究科博士単位取得退学。玉川大学文学部助教授、明治大学商学部教授などを経て、現在は著述、翻訳に専念。文化多元主義・宗教・ポップカルチャーの視点から、現代アメリカをはじめとする英国圏世界諸国を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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