朝日新書<br> 数学的決断の技術―やさしい確率で「たった一つ」の正解を導く方法

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朝日新書
数学的決断の技術―やさしい確率で「たった一つ」の正解を導く方法

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022735423
  • NDC分類 141.8
  • Cコード C0233

出版社内容情報

【社会科学/経済】人生は決断の連続だ。ギャンブルからはじまって自らの進路を決めるとき、重要なプロジェクトを進めるとき、投資の意思決定……。本書はこうした数々の決断を数学的手法をもとに合理的に判断していこうという試みである。数式が苦手な文系でも大丈夫!

内容説明

自分の選択は間違っていたのか?ともう思い悩まない!仕事、ギャンブル、人生の迷いに効く目からウロコの意思決定論。

目次

第1章 意思決定には4つのタイプがある
第2章 学校では教わらない、“使える”確率―期待値基準
第3章 不確実な世界を見通す意思決定法―マックスミン基準
第4章 後悔を先読みする技術―最大機会損失・最小化基準
第5章 夢に賭けるのは、いけないこと?―マックスマックス基準
第6章 「論理的に考える」とはどういうことか
第7章 想定外の出来事が、人を動かす
第8章 混沌とした情報社会の歩き方
第9章 自分の選択に自信がない人のための確率論

著者等紹介

小島寛之[コジマヒロユキ]
1958年東京都生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。専攻は数理経済学、意思決定理論。現在、帝京大学経済学部経済学科教授。経済学博士・数学エッセイストとして、多方面で盛んな執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

37
ゴシ太本。マックスマックス基準:得られる可能な利益の中で最も大きい値を含む選択を行う意思決定(22頁)。統計的確立を行う場合、出来事を起こす仕組みに関して、過去の仕組みと将来の仕組みとが、根本的に同じという大前提がある(43頁)。経済学では、人がお金を保有するのは、愚かではなく、機会損失を埋め合わせる対価を得ていると考える(98頁~)。僕の場合性格5だから、4通りの分類にあてはまらない判断メソッドか性癖の持ち主だと。心理的矛盾か二重基準の持ち主という(139頁)。かもな。2016/06/14

魚京童!

21
年末ジャンボ買おうと思ってるのに、300円出して150のものを買うのと一緒なんだって!!!2014/12/14

犬こ

16
この本で言うところの数学とは、統計と確率。目の前の出来事について、何か選択しなければならないときに、どっちに向かうか確率を用いたら、結構参考になりそう。こういう考え方が瞬時に思い浮かび、計算がすぐにできたらいいな。2015/04/02

テイネハイランド

14
図書館本。P.240の薄い新書本で、数学的思考について述べるのはなかなか難しいことではあるとは思うが、今までに知らなかった数学(確率論)/経済学(意志決定理論)などの理論や用語がさらっと紹介されていたので興味深く読めた。中でも、第8章のデンプスター・シェーファーのUPDATING理論の紹介や、第9章のシュマイドラーとギルボアの複数信念理論の株式市場への応用例が門外漢の私には初耳であり、新しい知識(ものすごく浅いレベルですが)を得たように感じた。2016/05/07

WATA

13
「期待値基準」「マックスミン基準」「最大機会損失・最小化基準」「マックスマックス基準」の4つの決断パターンが紹介されており、自分のパターンがどれか分かる。ちなみに私は期待値基準でした。2014/01/13

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