出版社内容情報
日本の税制は個人単位。同じ年収なら1人で1000万稼ぐより900万+100万を2人で稼ぐほうが得をする。本書は、消費増税等の負担増から家計を防衛するのに最適な「共働き」ライフスタイルを勧める。あわせて節約など、具体的な生活改善法も指南。
内容説明
年収100万円アップするなら、夫の給料増より妻が稼ぐほうが最大47万円もお得!消費税増税は、確実に家計を圧迫します。負担増をどう乗り越えたらよいのか?その重要なカギが「共働き」にあるのです。税制上優遇されている仕組みを賢く生かして不安を解消し、豊かな家計をつくりましょう。
目次
第1章 税・社会保障の負担増が押し寄せる!
第2章 なぜ、日本の所得税は「共働き」に有利なのか
第3章 夫婦でつくる共働きライフスタイル
第4章 共働きラクラク家計術―その1 大きい出費の減らし方
第5章 共働きラクラク家計術―その2 節約マル秘テクニック
第6章 家計簿シミュレーション―消費税率10%を乗り越えろ!
著者等紹介
花輪陽子[ハナワヨウコ]
1978年生まれ。ファイナンシャル・プランナー。外資系金融機関を経て独立。マネーコラム、テレビ出演等多数
是枝俊悟[コレエダシュンゴ]
1985年生まれ。大和総研金融調査部研究員、社会保険労務士。税・社会保障制度などの調査分析を行う。制度改正による家計への影響分析レポートは、新聞・雑誌・テレビ等に多数紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MOCCO
5
★★☆☆☆:片働きより「共働きの方が税金的に有利」ということの説明がメイン。「家計術」の方は、後半ちょっぴりなので、そこをメインに知りたい方はガッカリかも。2015/01/23
ふらんそわ
2
消費税増税に向けて、共働き家庭のが得ですよ、という内容。所得税等消費税以外の税計算上も共働きで夫婦の収入が近しい方が良いらしい。このあたりほぼ無知だったのでとてもためになった。2014/01/08
sachi
1
増税前に何か対策できることはないか、と手に取ったものの、特に斬新な提案はなく、「共働きを続ける」ことが一番という内容だった。共働きの家計術(固定費の減らし方・住宅・車・保険)について等は、自分が今考えて実施していることとほとんど同じ内容が書かれていたので、読んでいて安心することができた。2014/02/27
アキアミ
0
★★★2017/03/02
ぞ〜ら
0
所得税や住民税の仕組みが分かった。 共働き、共家事。無理にでも子どもと過ごす時間をつくることも大切、家計のやりくりによる節約効果を時給換算することも時には大切、というのが印象的だった。2016/04/01