朝日新書<br> 激変!中東情勢丸わかり

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朝日新書
激変!中東情勢丸わかり

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022733979
  • NDC分類 302.26
  • Cコード C0231

内容説明

激変する中東イスラム世界の政治情勢。その実態はなかなかとらえにくいが、実際のところ、中東が日本に、世界に及ぼす影響は計り知れない。サウジアラビア、イラン、バーレーン、エジプト、リビア…世界経済の今後を予測する上でも、日本のエネルギー戦略を構築する上でも、まずは中東の現状を知り、理解することが求められている。

目次

序章 中東に翻弄される日本
第1章 中東社会の地殻大変動
第2章 王政がドミノ崩壊を起こす?
第3章 イスラム原理主義を超えたネット主義
第4章 イランVS.イスラエル・アメリカ
第5章 日本と中国、存在感の差
終章 中東よ、どこへ行く

著者等紹介

宮田律[ミヤタオサム]
1955年、山梨県生まれ。静岡県立大学国際関係学部准教授。NPO法人現代イスラム研究センター理事長。専門は現代イスラム。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

19
同じアラブ諸国なのに、エジプトとサウジを非難しないアメリカって何??まあ、誰でも裏があるってわかるけど…。イランは石油がなくなったときのことを考えて、かなり早い時期から原子力に着手していたらしく、最近始めたかのような印象だったので以外だった。まあ、第一次世界大戦のときの英仏がなかったら、今も中東は平和な世界だったんだろうな、と思う。2013/07/19

スプリント

8
中東は宗教があるため一枚岩になることはなく、それが情勢を不安定にしている。本書が書かれたときはISの暗躍はまだ始まっていないが歴史を知る意味で本書の内容はわかりやすく参考になります。2019/06/30

ちさと

4
カタール在住中に、少しくらい中東の歴史と現状について知識を得ようと思い手にしました。内容は少し古いものになるので、中東関係の本を読むなら、もう少し新しい物がいいかもしれません。中東といってもカタールとイエメン辺りを比べると生活の質は雲泥の差で、なぜこのような事が起こったのか?等謎が解けます。

人民の指導者

3
単に「中東革命」についてのニュースが纏められているだけでなく、その背景にあるインフレ、貧困、イスラームの倫理から許されない独裁者や王族の贅沢、ネット・携帯の普及といった要素が分析される。だが残念なのは、いつの間にか中東革命からアメリカの軍産複合体やら石油戦争の話に移っていること。しっかりとした実証的な証拠がない一種の陰謀論が所々積み重ねられ、後半では結局恨米本になってる。あと、物理的に書かれた時期では不可能だったとはいえ、シリアに詳しく触れられていないのが痛いか。2011/06/01

たろう

2
二章で主だった国について、成り立ちから現状の問題まで詳しく解説があり、馴染みのない中東諸国についての理解の助けになりました。2014/03/24

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