内容説明
残業代不払い、多すぎる引き去り額…あなたは「損」をしていませんか。給与明細を「ポイ捨て」してはいけません。給与明細は「情報」の宝庫です。その仕組みを知れば、会社に騙されないための正しい知識を身につけることができます。「土曜日に出勤したのに休日出勤にならないのはなぜ?」「残業代が少なすぎる気がするのですが」…これ1冊で万全の自己防衛ができます。サラリーマン必読。
目次
第1章 労働時間、有給休暇の「罠」―「勤怠欄」で騙されないためにパート1
第2章 残業の大きすぎる「罠」―「勤怠欄」で騙されないためにパート2
第3章 残業代の計算方法、教えます―支給欄で騙されないために
第4章 天引きの「罠」―控除欄で騙されないために
第5章 税金の仕組みを知る
終章 会社に騙されないための対抗策
著者等紹介
北村庄吾[キタムラショウゴ]
社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナー。1961年生まれ、熊本県出身。中央大学卒業後、91年に弁護士、税理士、社会保険労務士など国家資格者の総合事務所「BraiN」を設立。現在、日本最大の社会保険労務士ネットワーク(PSR)を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
14
給与明細の見方。勤める間の有給は買い取れないのか。2016/07/12
KJ
12
とても勉強になった。さすがにうちの会社に限って、と疑ったこともありませんでした。しかし本書によると(故意かどうかはさておき)残業代などかなりの間違いがあるらしい。自分の身は自分で守るためにもサラリーマンは必読。2015/11/23
ベンアル
9
タイトルに惹かれてブックオフで中古で購入。2011年に発行されており、ふるさと納税や税率には注意が必要である。弁護士や社労士の資格を持っている作者が残業代の算出方法、控除など丁寧に解説してくれている。2023/07/01
nekoboke
3
「給与明細で騙されるな」というタイトルがインパクトあるんですが、給与明細が騙すのではなくて、給与明細の内容を理解し、よく確認すると会社に騙されにくくなるよ、という内容の本でした。総務や給料計算の実務者だと知ってることも多いだろうけど、もらう側として知っていて損はない。意図的じゃなくても間違われて何年もつづいていて損するのはバカバカしいので、一度給与明細の読み方を知ったほうがいいですよね。アルバイト料の計算とか知識のない人が担当してる場合もあるし、残業代の割増とか損したくないし。2012/02/10
まさたん
1
明細書の見方から休憩時間のルール、有給の扱い、残業代の計算の仕方、変形労働時間制、フレックスタイム制とは何か、介護保険、雇用保険、労災保険のポイント、税金の仕組みまで幅広く説明されています。総務で給与担当となってからというもの、毎日先輩や同僚に教えてもらったり書籍を購入して自己学習していましたが、やっと変形労働時間制が理解できました。もっと早くこの本に出会っていればとういうのが正直な感想です。現場で役立てるように手元に置いておこうと思います。サラリーマンだけじゃなくて給与担当も読んで損はないと思いました。2015/05/15
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