朝日新書<br> P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える

電子版価格
¥779
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

朝日新書
P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022733740
  • NDC分類 576
  • Cコード C0234

内容説明

P&Gが170年間成長を続けた秘密は、論理的に伝え、共有したことを徹底するコミュニケーション力にある。売上高800億ドル、世界80カ国以上に事業拠点を持ち、180以上の国と地域で製品が販売されるグローバル企業が培ってきたノウハウを、元広報渉外担当部長の著者が明かす。

目次

第1章 「伝える技術」で、「考える技術」を学ぶ―コミュニケーション力の礎、「論理力」の磨き方(「3つにまとめる」のがP&Gのコミュニケーション;「目的」へのこだわりが結果につながる;「イシューシート」で焦点を絞る)
第2章 上司ではなく消費者がボス―消費者とのコミュニケーションを徹底する仕組み(ボスは誰なのか?;ブランドビルディングで心をつかむ;どんな企業なのかを知りたい消費者)
第3章 全世界13万人の社員に「目的」を浸透させる―「信じて、繰り返し、徹底する」組織マネジメント(全社員が1つの目的のために働く;Do The Right Thing(正しいことをする)
P&Gは「社員」で成り立っている―一人ひとりを尊重)
第4章 グローバルなコミュニケーションノウハウ―ツールとしての「英語」をいかに使いこなすか(なぜ、英語を使うのか?;「知識」を創ることから始まる;日本人がグローバルになるために)
第5章 なぜ170年以上も成長を続けられたのか―大企業病を防ぐ秘訣(「二番ではダメなんです」;自分たちは大きな象;一人ひとりが力をつける)

著者等紹介

高田誠[タカダマコト]
1964年、群馬県生まれ。元P&Gジャパン広報渉外担当部長。87年、P&G入社、製品開発本部で日本、中国、グローバルプロジェクト担当後、広報渉外部で持続可能性、社会性を高めるマーケティング、企業広報に取り組む。現在、(株)朝日サステイナビリティ・マネジメント代表取締役社長。Do The Right Thingをテーマに人づくり、組織づくり、社会づくりに取り組む。企業が社会と結びつきWin‐Win‐Winとなる活動を支援し拡大することがライフワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タカ

8
とても論理的で分かりやすい1冊でした。 特に、「3つにまとめる」「目的へのこだわり」「イシュー(問題点)を明確にする」「消費者がボス」という点が参考になりました。 「目的」へのこだわりでは、すべての活動や企画は、まず「目的」を明確にすることから始まる。また、全世界に社員に、企業の「目的」を浸透させるということです。 企業の「理念」はよく聞きますが、「理念」は、社会情勢や経済状況に左右されることが往々にしてあります。しかし、「目的」とすることで、自らの方向性が明確になり、周りに左右されることが少なくなる2011/06/18

かとうさん

6
啓発本では、久しぶりに面白く感じた。 内容はロジカルシンキングやイシューを重視するといった最近流行りのもの。 要点をシンプルに提示していて、事例も適切な分量で読みやすかった。 2014/03/09

かつ

6
読みやすかった。現在のP&Gが存在する所以をひしひしと感じた。全員が1番になることを目標にしている。シンプル。でもいいねー。こんな社員さんが集まったらそりゃ楽しく働けるやろうな。俺も負けず嫌いやしw私たちは世界の一部であることを意識して、世界と交流をはかっていく必要がありますね。2011/10/23

くまねこ

4
得るもの多く、これから気をつけたい内容が散りばめられていました。「すべてのポイントを3つにまとめる」こと、「英語をツールとして、いかに使いこなすか」、「消費者がボス」の3つが主なポイント。「3つの○○(袋や神器など)」という表現はとても理に適った表現方法なんですね。英語に関しては、やっぱり伝えられるようになると、さらに理解が深まるのかな。これらを徹底するのは、今からでも遅くないかな。とにかく納得させられました。2016/12/08

マダイ

3
例に漏れず良著だった。特に目的意識の徹底と、イシューノートは参考になった。P&Gが人材輩出企業と言われる所以は、ここで書かれているような成長のための仕組みが全社に浸透していることにあるのだろう。2021/06/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2136687
  • ご注意事項

最近チェックした商品