内容説明
P&Gが170年間成長を続けた秘密は、論理的に伝え、共有したことを徹底するコミュニケーション力にある。売上高800億ドル、世界80カ国以上に事業拠点を持ち、180以上の国と地域で製品が販売されるグローバル企業が培ってきたノウハウを、元広報渉外担当部長の著者が明かす。
目次
第1章 「伝える技術」で、「考える技術」を学ぶ―コミュニケーション力の礎、「論理力」の磨き方(「3つにまとめる」のがP&Gのコミュニケーション;「目的」へのこだわりが結果につながる;「イシューシート」で焦点を絞る)
第2章 上司ではなく消費者がボス―消費者とのコミュニケーションを徹底する仕組み(ボスは誰なのか?;ブランドビルディングで心をつかむ;どんな企業なのかを知りたい消費者)
第3章 全世界13万人の社員に「目的」を浸透させる―「信じて、繰り返し、徹底する」組織マネジメント(全社員が1つの目的のために働く;Do The Right Thing(正しいことをする)
P&Gは「社員」で成り立っている―一人ひとりを尊重)
第4章 グローバルなコミュニケーションノウハウ―ツールとしての「英語」をいかに使いこなすか(なぜ、英語を使うのか?;「知識」を創ることから始まる;日本人がグローバルになるために)
第5章 なぜ170年以上も成長を続けられたのか―大企業病を防ぐ秘訣(「二番ではダメなんです」;自分たちは大きな象;一人ひとりが力をつける)
著者等紹介
高田誠[タカダマコト]
1964年、群馬県生まれ。元P&Gジャパン広報渉外担当部長。87年、P&G入社、製品開発本部で日本、中国、グローバルプロジェクト担当後、広報渉外部で持続可能性、社会性を高めるマーケティング、企業広報に取り組む。現在、(株)朝日サステイナビリティ・マネジメント代表取締役社長。Do The Right Thingをテーマに人づくり、組織づくり、社会づくりに取り組む。企業が社会と結びつきWin‐Win‐Winとなる活動を支援し拡大することがライフワーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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