内容説明
2500年を経てなお人々の生活に生きつづけ、東アジアの発展に多大な影響を与える儒教の本質と、新たな可能性を問う。早稲田・ハーバード・北京・清華大学での研究成果が凝縮した力作。
目次
第1章 儒教を問う(儒教を特色づけるものは何か;儒教は宗教か ほか)
第2章 21世紀の儒学(儒学をどう捉えるか;儒学の現代的苦境と自己変革 ほか)
第3章 儒教は中国でいかなる作用を発揮したか(中国における儒教固有の価値の形成;士大夫の精神世界の陶冶 ほか)
第4章 儒教研究の方法(儒家・儒学・儒教;儒学研究の内容分類 ほか)
第5章 再び儒教を問う(改めて儒教は宗教か;日本に現代新儒家は存在したか ほか)
著者等紹介
土田健次郎[ツチダケンジロウ]
早稲田大学教授。早稲田大学孔子学院長。博士(文学)
杜維明[トウーウェイミン]
北京大学高等人文研究院長。早稲田大学孔子学院名誉顧問。ハーバード大学Ph.D.。前エンチン・ハーバード研究所長。長くハーバード大学教授として研究と教育に携わる
陳来[チェンライ]
清華大学国学研究院長。中国哲学史学会会長。北京大学哲学博士。長く北京大学哲学系教授として研究と教育に携わる
楊立華[ヤンリーホア]
北京大学副教授。北京大学哲学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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