朝日新書<br> 日本の貴人151家の運命

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朝日新書
日本の貴人151家の運命

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  • サイズ B40判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784022733733
  • NDC分類 288.44
  • Cコード C0221

内容説明

知っているようで知らない旧公家・宮家の成り立ちから現代までの人間ドラマ。時代に翻弄され、数奇な運命をたどった貴人たち。江戸無血開城の「第三の主役」、映画界の名花、戦時下の国策の悲劇。数々のエピソードから波瀾に満ちた日本の近現代史が見えてくる。

目次

序章 貴人たちは近現代をどう生きたか(日本の貴族・貴人とは;貴人たちの日本史 ほか)
第1章 その後の貴人たち(北白川宮能久親王(一八四七~一八九五)維新に逆らった宮様の不遇の死
東久邇宮稔彦(一八八七~一九九〇)パリから帰国しなかったわけ ほか)
第2章 旧宮家の光と影(閑院宮家―世襲親王家も、時代を経て断絶;有栖川宮家―幕末に維新派皇族として活躍 ほか)
第3章 公家の基礎知識(朝廷と公家の基礎知識;公家文化の現在)
付編 堂上公家一覧(137家)

著者等紹介

中山良昭[ナカヤマヨシアキ]
1953年、福岡県生まれ。同志社大学文学部文化史学科卒業。歴史紀行作家。編集者として多くの歴史書を手がけたのち、執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

秋乃みかく

5
★★★☆☆ 明治維新、そして戦後。時代の大きな節目の後、宮家、公家の家々はどうなったのか?やんごとなき方々の世界というのはワタクシには無縁のことなので(笑)そんなこと今まで全く考えたことはなかったのですが、この本を見た時、そういえばどうなったんだろう?と気になったので読んでみました。この本は、宮家、そして堂上公家(137家)、それぞれの家がどうなったか、ひとつひとつきちんと書かれているのが凄い!旧公家や宮家の人々はいろんな道を歩んだんだな~と、どの方の話もとっても興味深く読めました(^ ^)2014/01/20

Humbaba

4
公家は,日本の文化の担い手でもあった.充分な時間と財産を持った存在であったからこそ,文化的な行動に対してお金を遣うことも可能であった.それらはずっと途絶えることなく現在まで伝わっているものが多い.2011/12/22

スプリント

3
宮家の方々のエピソードが盛りだくさんです。時代に翻弄されて没落した名家もあればしっかりと強みを活かして存続する名家もあることがわかります。女優や俳優になっている方がいることを本書を読んではじめて知りました。2014/07/23

ゆうぴょん

1
明治以後、宮家の変遷をたどる。 勉強になりました。山階鳥類研究所というのはもともと、宮 家出身の方がかかわっていたとか、不倫、同性愛もあり、時代に翻弄された人々のお話もあって興味深く読みました2022/01/30

ブルー

1
摂関家や宮家、公家など151家の没落と現在に至るまで詳しく書いてある方から、サラリと書かれてる方まで。例えば書道や茶道の許可が自分の家でしか下りない設定にして、お金を稼いでる方もいて色々勉強になりました。2015/09/15

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