内容説明
「100年に一度」の金融危機は本当に去ったのか?今度こそ希望のある豊かな未来を築けるのか?世界は今回の金融危機という大きなショックを契機に米国と中国のG2の時代へとベクトルの向きを転換しつつある。私たちは今後いったいどこへ向かって行くのだろうか。世界経済と国際金融の行方に真っ向から挑む。
目次
プロローグ マネー資本主義の現状と未来
第1章 ドラマ「リーマン・ショック」
第2章 復習:サブプライム問題と金融危機の解剖
第3章 戦後最悪の金融危機を引き起こした真犯人を捜せ
第4章 経済学と資本主義は第三の危機から脱出せよ
第5章 バブルはしたたかな多年草
第6章 大恐慌との決別
第7章 国際金融・資本市場の未来予想図
第8章 金融危機は日本再生への大チャンス:民主党政権への緊急提言
エピローグ 「日本病」からの脱却―ドバイ・ショックを診断する
著者等紹介
中丸友一郎[ナカマルトモイチロウ]
(株)マクロ・インベストメント・リサーチ代表。1978年一橋大学経済学部卒業、米ジョージ・ワシントン大学院経済学部博士課程修了。日本輸出入銀行、世界銀行エコノミスト、リーマン、JPモルガン主席日本エコノミスト、ロイタージャパン投資調査部長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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