内容説明
自分の眠りと上手につき合うことは、人生を豊かにします。睡眠を思い通りに操ろうとする「エセ科学情報」や、大脳だけを働かせる「ストレス社会」から一歩距離をおき、「眠りの本質」を知ることが、眠り上手への近道です。
目次
序章 「眠り下手」になった現代人
第1章 人生は「夢みる眠り」から始まる
第2章 人さまざま、眠りさまざま
第3章 環境に左右される眠り
第4章 眠りが壊れるとき
終章 人生を豊かにする「睡眠力」
眠る秘訣・まとめ
著者等紹介
井上昌次郎[イノウエショウジロウ]
1935年、ソウル生まれ。東京大学大学院生物系研究科博士課程修了。72年、東京医科歯科大学教授に就任。現在、同大名誉教授、理学博士。脳科学の立場から睡眠の仕組みを研究。世界睡眠学会連合理事、アジア睡眠学会会長、日本睡眠学会理事などを歴任し、日本の睡眠研究を牽引してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koji
4
眠ることの大切さは分かっていたつもりだったのですが、まだまだ実践的に生きていないなという感じです。2014/11/07
ビービーエー
1
若干、不眠ぎみなので読んでみましたが、そんなに小難しい娘とは書かれてなくて、私の場合は昼寝を減らせば良いんだー、みたいな。 少し古い本ですが、神経質で不眠な人には、ちょっと楽になるかもです。
オランジーナ@
1
睡眠の基礎知識が読みやすく書かれている。文学作品からの引用もあり親しみやすくもなっている。睡眠不足は国家的利益の損失であり重要な問題であることがわかりました。2015/05/15
うたまる
0
今まで一度も不眠に悩まされたことはない。が、愛する睡眠をもっと極めるために読んでみた。その秘訣とは、”睡眠を型にはめないこと”らしい。なぜなら「長眠短眠は遺伝的素質に基づき」「大脳の発達段階に依存し」「女性は性ホルモンのリズムの影響も受ける」からだという。つまり人と比べる意味なんてないってことだ。んー、何か物足りない。もっとこうバシッとくるものが欲しかったんだけどなあ。ちょっと退屈だったかな……、ファー(あくび)、……zzz。おっと、単調・退屈が眠りに入りやすいってのは本当だな。それでは、おやすみなさい。2017/01/06
くじら
0
自分は眠れないことがほとんどありません。でも、知り合いが「眠れない」っていうので読んでみました。「眠れない」って言っても結構眠っていると書いてあって、そのことを言ってあげたら少し安心したようでした。本当に眠っていなかったら、生きていられませんからね。
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