内容説明
英会話ができないのは、英語力不足だけが理由ではなかった。学生として、教師として、商社マンの妻として、滞在したアメリカで実感した、「ほめる」「はげます」英語の威力。「知識はあるのに会話ができない」日本人に欠けているものは何か?それは、前向き志向の英語=ポジティブ・イングリッシュ。上司、同僚、取引先、友人、恋人―外国人との会話が驚くほど弾むようになる、画期的な英語・コミュニケーション術。
目次
ポジティブ・イングリッシュのすすめ
第1部 入門編(「ほめる英語」と日本人;アメリカ人の「ほめる英語」;「ほめる」「はげます」言葉のパワー)
第2部 実践編(「ほめる英語」は難しくない;簡単に使える!5つの基本パターン;「ほめる英語」の基本技術;「はげます英語」の基本技術;役に立つ!シチュエーション別「ほめる」英語;役に立つ!シチュエーション別「はげます」英語)
著者等紹介
木村和美[キムラカズミ]
上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱総合研究所勤務。夫の転勤でアルゼンチン、メキシコに約4年滞在。1989年に渡米。UCLA応用言語学部で英語教育学の修士号を取得後、サンタモニカカレッジで日本語を教える。1996年に帰国後は、東京外国語大学、慶應義塾大学、中央大学などで、英語や第二言語習得などを教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
9
(友人の紹介)シンプルでわかりやすい。筆者のお薦め!も絞っている。更に私見を付け加えると、自分なりの”ワンパターン”からはじめることだと思う。印象深いのは「”頑張って!”といわない励ました方」。仕事(英語)では何気なく使っているのに家庭(日本語)では使用しない・・・。つい「頑張れ!」って言ってるなぁ。反省・・・(汗)一方で万国共通なのは気持ちをこめる点。私欲は厳禁。それこそ「flattery」。事例も重要ですが、概念に共感。いい本ですね。蛇足ですが、JFKの奥様への言葉、粋だなぁ。2011/12/23
スローリー
2
アメリカの何事も楽しむ前向きな姿勢を学べました。試しに子どもをホメたらお手伝いしてくれました。2012/01/13
ふぇるけん
2
単なる英語の文例集ではなくて、アメリカ的なものの考え方も学べるおいしい1冊。確かに褒める言葉のパターンはシンプルな文型3つぐらいで何とかなるものだなぁ。海外に行くときには携行していきたい1冊。2011/06/01
ichibariki
1
英語の勉強のほかに、文化や子育てのピントも有。気に入りました2008/06/04
入江・ろばーと
0
褒め言葉の例が具体的にたくさん紹介されていていい。“褒め方”にも色々あるんだなあ、と驚き。 2014/05/18