出版社内容情報
骨董屋・雨柳堂に集まる、いわくつきの品々。それらに宿る"想い"をたどり、人が心に秘めたさまざまな物語を解き明かすのは、謎めいた美青年・蓮。ロングセラーの大人気アンティーク・ロマンシリーズ、待望の文庫版最新刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅はこべ
89
蓮くんの才能が遺憾なく発揮された巻。酒好きとしては「酌めども尽きず」が気に入り。宇治の橋姫さまが美しい。「夜咄」の茶碗のエピソード、学芸員さんにも衝撃だったのね。2020/05/21
くたくた
24
最初の夜のお茶席の話が好き。白梅が出てくる話は以前にもあったけど、しっとりとしていて良いな〜。
雷華
22
大判を図書館で借りたためにほとんど再読でしたが、やはりどの話も素敵です。橋姫様が再登場、相変わらずの美しさ。猩々の甘々も良いですが、小梅やお多福の話も好きです。しかし、このシリーズ…30年も続いてるのですね…2020/03/26
sachi
19
文庫版で集めてるので、百鬼夜行抄と共にいつも忘れた頃に見かける新刊。幻想と怪異、骨董と人をつなぐ縁。「桜守」「酌めども尽きず」「神かくし」が好きだった。このシリーズ大好き。心が安らぐ。2020/05/09
ざるめ
16
雨柳堂は眠る前に少しずつ読むのが好き(*^^*)♪どの話も良かった!そして、やっぱり橋姫はステキ!(*゚Д゚*)2020/04/02
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