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出版社内容情報
【文学/日本文学小説】人工知能が人類を管理している近未来──局地的なコンピューターのシステムエラーで命を落としかけた高校生の少年を救ったのは、球体関節を持つ人形の少女だった?『ザ・サード』の著者が人間をめぐる機械と人形の対立を描いた、アクション巨編!
内容説明
人工知能TISSが社会、交通機関、人々の生活や思考までも管理している世界。だがコンピュータのエラーが起こり、高校生の冬と幼なじみの遼那は命を落としかける。二人を救ったのは球体関節人形の少女だった。その後も原因不明の航空機事故が相次ぎ、警察が捜査していたが―。
著者等紹介
星野亮[ホシノリョウ]
1967年生まれ。『ザ・サード蒼い瞳の刀使い』が第10回ファンタジア長編小説大賞“準入選”を獲得しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
22
社会、交通機関、人々の生活や思考の管理を人工知能がする世界で、高校生の冬と幼馴染の少女遼那はある事件に巻き込まれる…な話。星野さんの久々の新作という事で購入したのですが、ぶっちゃけよく分からんまま終わってしまいました。自分の理解力が無いと言うのもあるんだろうけど、世界観の把握がちょっと難しいんですよね。設定とキャラは好きなんだけど、その魅力を感じる暇もなく終わってしまったような気がします。何度か再読したら楽しめそうなんですけどね。とりあえず次巻買うかは微妙なところ。2015/06/22
べべっち
7
表紙買い。ちょっと私にはハードルが高かった(-o-;)時間をおいて再読したら理解できるかなぁ…2015/06/26
かおる
3
久々に星野亮。何か神林長平風。未来的でガジェットもいろいろあるけど、リリカルで、イメージ先行な内容。1行目から違和感があったんだけど、読み進めるうちに違和感の内容がわかってきた。「音」がないと読むのつらい。2015/09/21
かや
3
表紙イラストがTHORES柴本先生だったので。他の方の感想にもあったように、SFで難しかったけど、人工知能TISSの設定や世界観がおもしろかった。近未来的な世界で起こった出来事をそのまま切り取って綴った印象。もしかしたらこんな未来が起こるかも。それに、球体関節人形の4姉妹がみんな魅力的。読み終わった後にCharactersのページを見るとそれぞれの特徴的なモチーフが描かれてあったのに気づいた。やっぱりTHORES柴本先生のイラストは美しい。2015/08/12
橘梓弓
2
過去の事件ありきで話が始まるけど、その概要さえ語られずに終わってしまった。推察することはできるし、明示されていないからこそいいとも言えるけど、もうちょっと読者に優しくてもいいんじゃなかろうか…。/サードの完全版をたてつづけに読んだせいで忘れていたけど、天使たちの踊る街といいオッド・アイといい、本来の文体はこっちなんだろうな。ただ、どうしても好き勝手に書きすぎてる印象は否めない。詰め込むだけ詰め込んで、あとは読者の想像に任せますといったところが多すぎて、相当人を選ぶ物語になってしまっている。だがそれがいい。2016/06/17