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内容説明
捕えられた貴族の下僕の護送を命じられた女治安官は、三人の助手とともに、ハンターや酒場女、移動鍛冶屋らが乗り合わせる馬車で『都』へと向かった。街道は途中、下僕の主、シニスター公爵の領地を通る。下僕奪還を図る公爵が送った人面翼獣に惑わされて迷い込んだ貴族の隠れ墓地で一行が出会ったのは、Dであった。いかなる依頼を受けているのか、Dは馬車に同乗し、一行と危険な旅を共にしはじめた。
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年「魔界都市“新宿”」でデビュー。精力的に執筆。日本推理作家協会会員。SF・ホラー映画愛好家としても有名である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
お腹ボン!
12
今回Dの存在感がちょっと薄くて、貴族から逃げてきた美少年が主役みたいな・・・。10年以上も貴族の下僕でいながら何も無かったと言い張る美少年を信じて読んでたのに最後に裏切られ、その少年を護送する保安官のお姉さんも今迄のパターンだと、最後まで豪傑なD側のいい人の筈なのになんか裏切られた感じだし、で、最後の最後に人間への恋心を貫いた貴族の行動に少し報われたような。息抜きの巻なのかな。2018/04/24
Hugo Grove
6
夢なのか、現実なのか、そのうえ誰の夢なのか。人なのか、人にあらずものなのか。登場人物も多くて、かなり入り込んでいて。分かりづらかった。でも最後にデャ勝つんですよ。2013/01/23
はなん
4
17巻から一気に読んできて。とりあえず一通り満足。パターンどおりにちょっと情景を変えて、今回は実はその場面場面の把握に戸惑った。未来も過去も自在なのね。この物語の世界は。2010/10/19
yasu_z2
3
初期の頃の奇想天外性が最近薄れてるような気が…巻を重ねすぎてマンネリ化?2011/09/20
作楽
2
美しいって形容詞がいっぱい出て来てましたねー。確かにそうだけど(笑)。 聖魔遍歴とか、北海魔行だったかな、あれみたいなのがまた読みたいな。2013/05/27