出版社内容情報
泉鏡花文学賞受賞作。年寄り海女と水産学校卒の孫との異色海洋冒険小説。天皇海山列、春の七草海山、海底につきささる戦時の潜水艦。円熟した作家がユーモアのある名うての文体で挑む傑作長編。解説・綿矢りさ
【目次】
内容説明
潜った海の海図作成に余念がない年寄り海女と水産学校出の孫との、異色の海洋冒険小説。天皇海山列、春の七草海山、海底につきささる潜水艦。円熟した作家が名うての文体でいどむはじめての「戦争小説」、泉鏡花文学賞受賞作。
著者等紹介
村田喜代子[ムラタキヨコ]
1945年福岡県生まれ。作家。87年『鍋の中』で芥川賞、97『蟹女』で紫式部文学賞、98年『望潮』で川端康成文学賞、99年『龍秘御天歌』で芸術選奨文部大臣賞、2010年『故郷のわが家』で野間文芸賞、14年『ゆうじょこう』で読売文学賞、19年『飛族』で谷崎潤一郎賞、21年『姉の島』で泉鏡花文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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