出版社内容情報
異国の焼物を求めて江戸から長崎へ、箱根の関所破りを警戒する番士の気苦労、人気スポットの高尾山へ参拝旅……。「旅」をテーマに、時代小説の名手による名作を厳選した傑作短編集。累計10万部突破の人気時代小説アンソロジー最新刊。
内容説明
江戸から明治へ、時代の変化と秘められた過去をたどる甲州道中(「椿寺まで」)、箱根の関所破りを警戒する番士の奮闘(「氷目付」)、異国の焼物を求めて江戸から長崎へ、片道ひと月半の旅(「長崎奉行」)など短編7編。「旅」をテーマに楽しく、心にしみる作品を厳選した傑作短編集。
著者等紹介
細谷正充[ホソヤマサミツ]
1963年埼玉県生まれ。文芸評論家。時代小説の書評、解説を多数手掛ける
浅田次郎[アサダジロウ]
1951年東京都生まれ。著書に『壬生義士伝』『お腹召しませ』『一路』など
池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923年東京生まれ。著書に「鬼平犯科帳」「剣客商売」シリーズなど。90年逝去
梶よう子[カジヨウコ]
東京都生まれ。著書に、『ヨイ重』『広重ぶるう』『焼け野の雉』など
西條奈加[サイジョウナカ]
1964年北海道生まれ。著書に、『涅槃の雪』『まるまるの毬』『心淋し川』など
佐江衆一[サエシュウイチ]
1934年東京生まれ。著書に、『北の海明け』『江戸職人綺譚』など。2020年逝去
澤田瞳子[サワダトウコ]
1977年京都府生まれ。著書に、『孤鷹の天』『若冲』『星落ちて、なお』など
澤見彰[サワミアキ]
1978年埼玉県生まれ。著書に、『はなたちばな亭恋空事』『狭間の子』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。