出版社内容情報
知恵と度胸と職人魂で瓦版作りに命を賭ける!深川で版木彫りと摺り業を営んできた釜田屋岩次郎。安政の地震と大火ののち、画期的な瓦版「早刷り」を世に届けようと立ち上がる。それを快く思わない本所の瓦版屋・初田屋昌平は悪辣な妨害に動く。生きるうえで大事なのは誇りか、算盤か。胸のすく長編時代小説。《解説・清原康正》
内容説明
深川で版木彫りと摺り業を営んできた釜田屋岩次郎。安政の地震と大火ののち、画期的な瓦版「早刷り」を世に届けようと立ち上がる。それを快く思わない本所の瓦版屋・初田屋は悪辣な妨害に動く。生きるうえで大事なのは誇りか、算盤か。胸のすく長編時代小説。
著者等紹介
山本一力[ヤマモトイチリキ]
1948年高知県生まれ。作家。東京都立世田谷工業高校電子科卒業。さまざまな職を経て、97年に「蒼龍」でオール讀物新人賞を受賞。2002年に『あかね空』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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