朝日文庫<br> 御厩河岸の向こう―江戸人情短編傑作選

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朝日文庫
御厩河岸の向こう―江戸人情短編傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022651235
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

前世の記憶を持つ弟と彼を愛する姉の深い絆を描いた表題作「御厩河岸の向こう」、口入れ屋のおふくが訳ありの八百屋に住み込み、騒動に巻き込まれる「慶長笹書大判」など、傑作7編を収録。朝日文庫オリジナルの短編ベストセレクション第2弾。

内容説明

前世の記憶を持つ弟の勇介と姉おゆりの深い絆「御厩河岸の向こう」、夫に先立たれ、吉原遊郭のお針子になったおとせが見つめた遊女たちの矜持「仲ノ町・夜桜」、女中が逃げ出す訳アリの青物屋で住み込む羽目になったおふくの災難「慶長笹書大判」など、感動の7編を精選。

著者等紹介

宇江佐真理[ウエザマリ]
1949年北海道生まれ。作家。95年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、01年に『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。15年逝去

菊池仁[キクチメグミ]
1944年神奈川県生まれ。文芸評論家。歴史・時代小説の評論を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

133
菊池仁さん編による宇江佐真理さんの江戸人情短編傑作選の第2弾!やっぱり宇江佐さん好きだわ。どれも既読の作品7話なのに記憶が遠くなりかけていた作品もあって(汗)再度存分に浸った感じ。今は『仲ノ町・夜桜』のお針子・おとせと、最終話の口入れ屋・おふくの気分だ。2023/11/03

ふう

62
宇江佐さんが亡くなって7年。それでもこうやって作品を読むと、作品の中から宇江佐さんが語りかけてくるように思えてきます。いいことは少ないかもしれないけど、人を羨んだり憎んだりせず、人を思いやりながら生きていくと自分もきっと幸せになれる。それが生きる知恵だといつも何度でも教えられます。どの話も好きですが、口入れ屋のおふくちゃん、元気をもらえますね。2023/11/17

びぃごろ

15
何故新刊が?と思ったら過去作からチョイスされた7つの短編だった。ヤバイ、主人公たちの様子が気になる…7冊読みたい本登録しなくちゃじゃん(笑) ◎「御厩河岸の向こう」弟はのの様の生まれ変わり 「蝦夷錦」ご禁制の布を取り戻す古着屋の喜十 「仲ノ町・夜桜」吉原の見世でお針として働くおとせ 「秘伝黄身返し卵」舅は変わり者、おいしいものに目がない 〇「藤尾の局」人に意趣返しをするもんじゃないと娘に説く母お梅 「赤縄」商家の一人娘と托鉢の修行僧は 「慶長笹書大判」口入屋に出戻ったおふくが見る八百屋の内情 丸印は短編集2023/12/18

こけこ

3
宇江佐さんの本は初なので、短編から入ってみた。心にぐっとくる人情噺7編。ほのぼのしたりちょっとイラっとしたり、うるうるしたり。登場人物の描写がよかった。第1弾も読みたい。2023/11/13

オールド・ボリシェビク

2
宇江佐真理の各シリーズから7編を集めた。すべて既読だったが、読み返しても感慨深かったな。宇江佐真理、物語を紡ぐのがとにかく、好きだったのだなあと思う。表題作は前世記憶を残す弟と姉のふれあいと絆を描く物語。どの短編からも、日常を懸命に生きる市井の人々の姿が垣間見える。それこそ、この作家のいちばん、描きたかったことだろう。2024/02/05

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