出版社内容情報
3代氏康と4代氏政の治世で領地は240万石にもなり、北条氏は東国に覇を唱えた。しかし5代氏直の時、豊臣秀吉による小田原征伐が始まる。100年にわたり民とともに生きた北条氏の興亡を、二人の歴史作家が書き継いだ奇跡の歴史巨編、堂々の完結。
内容説明
三代・氏康と四代・氏政の治世で東国に覇を唱えた北条氏。しかし五代・氏直の時、豊臣秀吉による天下統一の流れの中、小田原征伐が始まる。上に誰も頂かず理想の国を作り上げようとした北条家百年の興亡を、二人の作家が書き継いだ奇跡の歴史巨編、完結。
著者等紹介
火坂雅志[ヒサカマサシ]
1956年新潟県生まれ。早稲田大学卒業。出版社勤務時代の88年に『花月秘挙行』でデビュー。2007年『天地人』で第13回中山義秀文学賞を受賞。2015年、逝去。本書『北条五代』が絶筆となった
伊東潤[イトウジュン]
1960年神奈川県生まれ。早稲田大学卒業。2011年『黒南風の海 加藤清正「文禄・慶長の役」異聞』で第1回本屋が選ぶ時代小説大賞、13年『国を蹴った男』で第34回吉川英治文学新人賞、『巨鯨の海』で第4回山田風太郎賞、『義烈千秋 天狗党西へ』で第2回歴史時代作家クラブ賞作品賞、14年『峠越え』で第20回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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