朝日文庫<br> 悪い女―藤堂玲花、仮面の日々

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朝日文庫
悪い女―藤堂玲花、仮面の日々

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022651167
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

目黒の高級住宅地に住む主婦の玲花。高給取りの夫と可愛い子供に囲まれ、“ミセス・パーフェクト”の称号を持つ彼女だったが、高校時代の同級生の死をきっかけに、その完ぺきだった日常が崩れ始める……。『女性秘匿捜査官・原麻希』シリーズの吉川英梨が贈る、人間の限りない欲望と悪意を描く、新感覚ミステリー!

内容説明

美人でスタイルも良いセレブ妻の藤堂玲花。高級住宅地で家族と裕福に暮らす彼女だが、女子高生時代には男性教師との秘められた関係が…。現在の殺人事件と高校生時代の玲花の過去が交錯する本格暗黒ミステリー。驚愕のラストは瞠目間違いなし。

著者等紹介

吉川英梨[ヨシカワエリ]
1977年埼玉県生まれ。小説家。大学卒業後、出版社勤務を経て、2008年『私の結婚に関する予言38』で第3回日本ラブストーリー大賞エンタテインメント特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モルク

95
10年前の作品を改題文庫化した本作。高級住宅街に住む二人の女の子を持つ専業主婦玲花。美貌をもてはやされ完璧な彼女の現在と、お嬢様学校の高校時代を交互に描く。絶対主義の警察官僚の父、その父の命で玲花を監視する母、玲花はその隙間を高校の英語教師辻沢に求める。彼によって女を開花していく玲花。その二人が時を経て再会…そして再び燃え上がる。愛を渇望するも愛し方を知らない玲花が求める愛とは…。殺人事件もおこるが、清涼剤のように出てきた喫茶店のマスター水木との話が、この本の印象をがらりと変える。それにしても性描写多すぎ2025/01/03

タイ子

95
2014年「ダナスの幻影」改題。大幅に大人向けに加筆修正したとのこと。大人向けって、これほど性描写が多いとちょっとなぁ。それより吉川さんは何で今頃この作品を再刊行しようと思ったんだろう。ミス・パーフェクトと呼ばれる一人の美人妻が友人の葬儀で高校時代に付き合っていた男性教師と再会し、不倫の道へまっしぐら。物語は高校時代と現在が交互に展開。友人、親との関係、夫婦関係、歪んだ恋愛、そして起こる殺人事件。変な満腹感を覚えた後に面白さが待っていたのは意外かも。吉川さんはラブストーリー一辺倒にならなくて良かった。2023/09/16

fwhd8325

71
吉川さん、前に読んだ2作とも面白かったのですが、この作品は、あまり好みではありませんでした。少々くどいように感じました。やはり警察ものの方がいいと思います。2024/02/06

のり

69
高級住宅に住む「藤堂玲花」は容姿端麗。周囲から羨まれる学歴もあったが、その過去には秘められた事実が…よくある男女関係とはいえ、相手は表沙汰には出来ない。一旦切れたが、再会してからは泥沼にまっしぐら。全く周りが見えていない愚かな行動。しかも殺人事件まで絡んでくる。女同士の付き合いも重いし、出てくる人がろくでなし揃い。唯一まともなのは「ヤベキョウ」だけ。その彼女をも苦しめた彼等は最低だ。2024/03/25

えみ

68
常識?道徳?そんな言葉が上滑りしていくほどの狂愛。もはや「人」として認識してはいけないレベルなのではないか。いや、認めたくないが本来私たち「人」はそういうものなのかもしれない。賛否両論さえ許されない、物議を醸しだしそうな愛憎劇。欲に狂った彼女たちの崩壊した理性が心底恐ろしい。眩暈がするほどの執着、悍ましい嫉妬、恐怖を感じる依存。心ゆくままに愛の巨悪・三拍子が見事に揃った悪女…の先を行った毒女の愛の暴走を描いた一冊。凄まじいの一言に尽きる。惚れた男性教諭との過去。清算されず再会してしまった地獄。震え上がる。2023/10/14

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