朝日文庫<br> スター

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朝日文庫
スター

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022650924
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

国民的スターって、今、いないよな。…… いや、もう、いらないのかも。誰もが発信者となった今、プロとアマチュアの境界線は消えた。新時代の「スター」は誰だ。「どっちが先に有名監督になるか、勝負だな」新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した立原尚吾と大土井紘。ふたりは大学卒業後、名監督への弟子入りとYouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。受賞歴、再生回数、完成度、利益、受け手の反応――作品の質や価値は何をもって測られるのか。私たちはこの世界に、どの物差しを添えるのか。ベストセラー『正欲』と共に作家生活10周年を飾った長編小説が待望の文庫化。

内容説明

新人の登竜門となる映画祭でグランプリを受賞した尚吾と紘。二人は大学卒業後、名監督への弟子入りとYouTubeでの発信という真逆の道を選ぶ。受賞歴、再生回数、完成度、受け手の反応―プロとアマチュアの境界線なき今、世界を測る物差しを探る傑作長編。

著者等紹介

朝井リョウ[アサイリョウ]
1989年岐阜県生まれ。2009年『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。13年『何者』で直木賞、14年『世界地図の下書き』で坪田譲治文学賞、21年『正欲』で柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みこ

71
学生時代に映画賞を受賞するも卒業後は対照的な道を歩む二人。しかし、一見異なる道を歩いているかのような二人は実は同じ道をそれぞれ葛藤を抱えながら歩いていた。周りの求めるものか自分の求めるものか。YouTubeや配信など非常に現代的なアイテムを使いながらも普遍的なテーマを語るまさに朝井リョウといった感じ。初心者には刺激が強いかもしれないが愛読者には求めていた心地よさを感じさせる。2023/06/06

ゆいきち

54
学生時代、同じ方向を向いて一緒に映画を作った2人。卒業後、一方は映画監督の元に弟子入りし王道の道へ、一方は職には就かずにフラフラして持ち前の感性を活かしてYouTube動画製作をするようになる。映画監督とYouTuber、果たしてどちらが「スター」なのか?また、何をもって誰が作品を評価するのか?大事なのは作品の質なのか、それとも「バズる」ことなのか?うーん、新しい!どちらの視点もよく取材されていて読みごたえのある一冊でした。2023/05/18

カブ

49
伝えたいことは分かる気もするが、心のモヤモヤが残る本作。表現することを突き詰めていくとわからなくなってしまうのか。受け手としての自分の心持ちも変わっていくのか。今は世の中の変化のスピードに追いつけない。2023/04/08

葵@晴読雨読

35
ある映画賞で大学時代にグランプリを取ったクリエイター2人の卒業後のお話。一人は名監督の元に弟子入りし、一人はYouTuberへ。主軸は映像を扱っているけれど、映像関係やクリエイター関係でなくどんな仕事にもあてはまるような気がした。再読したい本。2023/04/16

mayu

34
映画サークルで出逢い、共同制作した映画が賞を受賞した尚吾と紘。卒業後別々の道を進む彼らがぶつかる今の実情と自分のやりたい事、本物とは。質とは。価値とは。正解とは。やー、朝井さんは今の時代の流れを切り取って描くのがとにかく上手い!!読んでいてその熱量にぐいぐい惹き込まれる。今や誰でも発信ができて人気者になれる時代。効率化を求める早い流れの中、自分の軸を問われ、考えさせられる。正解は無いからグルグル考える。浅野さんの言葉が刺さって仕方が無かった。苦しいんだけど、やめられない。読後も余韻が抜けなかった。2023/03/10

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