出版社内容情報
内容説明
幼い命へ警鐘を鳴らす「ピクニック」。事故で記憶を失った主人公の素性に迫る「四〇九号室の患者」。廃墟と化した遊園地にある秘密の動物霊園の謎を追う「カマラとアマラの丘」など、6人の名手が紡ぎ出す極上のミステリー。その変幻自在なトリックを、あなたは見破れるか!?
著者等紹介
初野晴[ハツノセイ]
1973年静岡県生まれ。2002年『水の時計』で第22回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー
曽根圭介[ソネケイスケ]
1967年静岡県生まれ。早稲田大学商学部中退。2007年、「鼻」で第14回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞。同年、『沈底魚』で第53回江戸川乱歩賞を受賞し、ダブル受賞を果たす。09年、「熱帯夜」で第62回日本推理作家協会賞“短編部門”を受賞
一穂ミチ[イチホミチ]
2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。以降、BL作品を精力的に刊行。一般文芸初の単行本『スモールワールズ』(講談社)が第165回直木賞候補に。同作収録の短編「ピクニック」は第74回日本推理作家協会賞短編部門候補となる
綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院修了。87年9月『十角館の殺人』で作家デビュー。「新本格ムーヴメント」の嚆矢となる。「館」シリーズで本格ミステリーシーンを牽引する。92年『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2018年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞
矢樹純[ヤギジュン]
1976年青森県生まれ。『あいの結婚相談所』『バカレイドッグス』などの漫画原作を手掛ける。12年『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』でデビュー。20年、短編集『夫の骨』に収録された表題作で、第73回日本推理作家協会賞短編部門を受賞
鮎川哲也[アユカワテツヤ]
1919年東京生まれ。43年「婦人画報」の朗読文学募集に佐々木淳子の筆名で書いた掌編「ポロさん」が入選。49年「宝石」百万円懸賞コンクールに本名(中川透)で応募した『ペトロフ事件』が一等入選。56年には講談社の「書下し長篇探偵小説全集」の13巻募集に『黒いトランク』が入選。以後、本格物の長短編を数多く発表。60年に『憎悪の化石』『黒い白鳥』で日本探偵作家クラブ賞(現・日本推理作家協会賞)を受賞。2002年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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