出版社内容情報
少しずつ記憶と食い違う現実、そしてある日私のかかとはプラスチックになった──。妻の「死」以来、作家・姫野伸昌の肉体はプラスチック化と脱落を繰り返す。読者を挑発する先の読めない展開、圧巻のノンストップ問題作1400枚超!!
内容説明
作家・姫野伸昌の身に奇妙な出来事が起きはじめたのは、妻の「死」以来だ。故人である親友からの着信、模様が変容する新幹線の座席…。奇異はついに肉体に及び、右足の踵を皮切りに姫野の身体はプラスチック化しては脱落を繰り返し始める。読者を挑発する超問題作、開幕!
著者等紹介
白石一文[シライシカズフミ]
1958年福岡県生まれ。作家。早稲田大学政治経済学部卒。2000年に『一瞬の光』で小説家としてデビュー。09年『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』で第22回山本周五郎賞、10年『ほかならぬ人へ』で第142回直木賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
時代
12
身体の一部がプラスチック化し、そのうちポロッととれて元に戻る。何なんだこれは?でも、気になってどんどん読んじゃう。面白いですね。下巻へ◯2022/03/16
ゆうれいごまん
3
装画に惹かれて手に取ったけど面白い。土地勘のある街がいくつか出てくるので登場する飲食店が実際にあるのかいちいちググってしまう。ナポリタンの作り方も真似しよう。しかし話の先はまったく読めない。明日下巻を買いにいこう。2022/10/20
あままつ
3
出だしの、不可解な現象が立て続けに発生するところでかなり引き込まれましたが、後半になるにつれ(いつまた面白くなるんだろう…)と、惰性で最後まで読んでしまいました。プラスチック化以外の謎は解けるのですが、肝心のプラスチック化が、、、完全に好みが分かれる作品だなぁと思いました。あと、金持ちになりたい願望が強くなりました笑2022/06/04
nar_yoshi
2
"たとえ一つの〝不動の事実〟が、その場その瞬間に存在したとしても、それを眺めている人々の記憶は、事実が起きた直後から各者各様に観察され理解されて一人ひとりの〝憶えたいように〟憶えられていく。そして時間の経過とともに、記憶の摩耗や重複、解釈の変更など実にさまざまな変化、修正が施されて、幾十年後かに人々が寄り集まって互いの記憶を突き合わせてみたとするならば、もともとの〝不動の事実〟などあたかも最初からなかったと思わせるほどに、それぞれの記憶する事実はバラバラになっているのかもしれない。"2023/01/22
TT
1
感想は下巻読了後にまとめて。 読みやすいし、おもしろい。 2024/02/22
-
- 電子書籍
- リサーチ入門 - 知的な論文・レポート…




