朝日文庫 朝日時代小説文庫<br> 酔いどれ鳶―江戸人情短編傑作選

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朝日文庫 朝日時代小説文庫
酔いどれ鳶―江戸人情短編傑作選

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022650108
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

検屍を専門とする医者の夫と産婆の妻「室の梅」、人に言えぬ過ちや悩みを聞く、聞き屋与平の逸話「雑踏」、古道具屋を舞台に切ない親子の情愛を描いた「びいどろ玉簪」など。江戸時代に生きた人々を、優しい視線で見つめ続けた作者の珠玉の短編を精選。

内容説明

浪人となった元藩士とその妻の貧しくも温かい長屋暮らし「酔いどれ鳶」、検屍を専門とする医者と産婆の夫婦「室の梅」、人に言えぬ過ちや悩みを聞く、聞き屋与平の逸話「雑踏」、古道具屋に簪を売りにきた幼い姉弟の切ない情愛を描いた「びいどろ玉簪」など6編を精選。

著者等紹介

宇江佐真理[ウエザマリ]
1949年北海道生まれ。作家。95年に「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年に『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、01年に『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。15年逝去

菊池仁[キクチメグミ]
1944年神奈川県生まれ。文芸評論家。歴史・時代小説の評論を中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

161
菊池仁さん編集の宇江佐真理短編傑作選!6話。宇江佐さんの人情物は沢山あって、どれもこれも大好き。全部既読のはずなのに初めて出会ったような感じの作品もあった。それはそれで嬉しい。新作は読めずとも大好きな作家の作品を何度も読める幸せがある。だから読書は止められない。2021/12/19

じいじ

97
宇江佐作品から6篇をお選んだ一冊。底本は『春風ぞ吹く』『ひょうたん』『たば風』…など宇江佐さんの逸品ぞろいで、どれも★三つのお気に入りです。初めて読んだ表題作【酔いどれ鳶】は、松前藩の下級武士の夫婦を描いた作で、他の5作に負けず劣らずの温かさとユーモアに富んだ一作で面白かった。浪人に身を落とした後も、三つ指ついて「お戻りなさいまし…」と亭主の帰りを待ちわびる女房・なみが、何とも愛おしく可愛いです。宇江佐さんの下町の人情味に思いっきり浸れる、お薦めの一冊です。2022/01/30

タイ子

87
宇江佐作品はコンプしていてもだんだん記憶が薄くなるのが我ながら情けなく淋しい。でも、こうやってベストセレクションとして読めるのが嬉しい限り。何度読んでも江戸情緒あふれる、人情の江戸庶民の生活、いいですね~。「魚族の夜空」が好き。代書屋をバイトに御番入りを目指して勉学中の五郎太がとある手紙の代書が縁で天文地理の教師と一緒に教師の故郷に向かうことに。そこには年老いた父親(義父)が。田舎に向かうまでの2人の行動と村で見上げる夜空の情景がたまらなく素晴らしい。掲載の小説を再読したいと思わせてくれる珠玉の6篇。2022/01/29

ふう

76
江戸が舞台の物語6話。時代や所は違っても、人々の営みや思いは、今を生きるわたしたちと似ています。登場するどの人も皆困難や悩みを抱えていますが、周りの人を気づかい、心を痛めながらも、自分の信じる道を進んでいきます。彼らの生き方に、作者の眼差しの深さや思いの温かさが重なります。良いことは少ない人生だけど、それでも挫けずに生きていこうとする人々の隣に、今も作者がいるような気がします。2021/12/07

kei302

59
6作の短編の並べ方が巧い。選者の菊地仁氏の構成力が効果的。読み終わるとしんみりした気持ちになるし、宇江佐真理氏の守備範囲の広さ、 描かれる人情の細やかさ、一筋縄ではいかない人間関係。各話、趣が異なり、一冊で何通りもの味わい。心に沁みた。 2022/01/03

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