朝日文庫<br> ピーク

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朝日文庫
ピーク

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  • サイズ 文庫判/ページ数 467p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784022650047
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

永尾賢治は40歳、大手新聞社の遊軍記者だ。新米記者の1年目に、野球賭博で“世紀のスクープ”を放ち将来を嘱望されたが、見えないプレッシャーに負け、「一発屋」と笑われる日々を送る。そんな時、自分の記事がきっかけで永久追放された伝説のエースと再会。彼は殺人事件の被告として法廷に立っていた。永尾は冤罪を疑い、取材を開始する。若かりし頃に、人生のピークを迎えてしまった男たちの人生が再び交錯する、熱くて切ないドラマ。

内容説明

17年前、新米記者だった永尾は野球賭博のスクープを放つが、その後はパッとせず「一発屋」と自嘲する日々を送る。そんな時、自分の記事がもとで永久追放された“幻のエース”と再会する。彼は、殺人罪の容疑で法廷に立っていた。取材を始めた永尾は不審なことに気づき…。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。2000年、野球を題材にした『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞し作家デビュー。警察小説、スポーツ小説など、多彩なジャンルで作品を発表し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

85
私にとって堂場さんの新聞記者関連の話は2作目です。17年前のスクープ記事以降はあまりぱっとしない記者とそのスクープ記事がもとで球界から永久追放された新人投手だった人物が殺人容疑で捕まってしまいます。そこで取材を行い不思議なつながりでからんだ糸をほぐしていくような話でした。2022/01/17

Walhalla

33
野球×ミステリーの作品でした。堂場瞬一さんの作品は、野球に限らず、スポーツが関係する物語は本格的で面白いです。今回の作品では、賭博に始まり、野球界の裏側のマイナス要素がいくつか描かれていますが、「必要があったから書いた」と言う強い信念を持った主人公の新聞記者は、著者の作品を象徴するような存在ですよね。どこか堂々とした雰囲気のある、濃厚な物語でした。2022/09/05

パカゲニー

5
堂場瞬一さんの2019年作品。中堅記者の長尾は裁判所でかつて自分がスクープを抜き新聞協会賞を取った野球賭博事件。そのため永久追放された幻のエースが起こした殺人事件に疑問を感じ調査を始める。その調査課程を楽しみ、人とのつながり人生にとってピークとは何かを考えさせられました。チャプリンの有名な逸話あなたにとってベスト作品と問われた時の答、次回作を思い出しました。やはり人生半ばで過去を余りに振り返らず未来に期待したい。2023/11/28

hiyu

5
ピークというタイトルに納得した。した者とされた者、立場は違ってもその後の心の在り方には共通部分があった。その点は理解できたのだが、永尾の淡々ともとれる感情をどう理解すれば良いのかには少々悩んだ。もう少し焦燥感が出ても良いかなとも感じたため。2022/04/16

minu tanu

5
単行本の文庫化。竹藤が何故殺人事件を起こしたのかを、過去の野球賭博と絡めて丹念に取材していく過程が面白かったです。2022/01/10

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