出版社内容情報
地球を侵略する外宇宙生命体OSBとの戦いの中、戦士グレイランサー卿は重傷を負い、人間の娘に救われる。彼女に危機が迫る時グレイランサーは──。貴族最強の戦士グレイランサーの生きざまを描く、「吸血鬼ハンターD」シリーズ姉妹編!
内容説明
貴族暦7000年、地球はOSB“外宇宙生命体”の信略を受け、三千年戦争が始まっていた。貴族最強の戦士にして辺境区管理官グレイランサーは、華々しい戦果を上げるも重傷を負い、人間に救われる。一方、枢密院ではある陰謀が進行し…。『吸血鬼ハンター』シリーズ初の姉妹編、待望の文庫化!
著者等紹介
菊地秀行[キクチヒデユキ]
1949年、千葉県に生まれる。青山学院大学卒業。1982年『魔界都市“新宿”』でデビュー後、“吸血鬼ハンター”“魔界都市ブルース”“妖魔戦線”“魔界医師メフィスト”シリーズ等を精力的に執筆。日本推理作家協会会員。SF・ホラー映画愛好家としても有名である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おかむー
42
著者の30年に渡るロングシリーズ『吸血鬼ハンター』シリーズの22作目『悪魔村』に登場した貴族・グレイランサーを主人公とした初のスピンオフ。『よくできました』。D本編では気持ちのいい好漢として描かれたグライランサーだが、今作では人類を塵芥程度にしか思わない冷徹な支配者としての側面が強め。とはいえ主人公という役どころなので時おり情にほだされる場面(但し女絡みのみ)に本人も戸惑う場面もあるのは「人類向け」に書かれた作品だからか。2021/05/22
中島直人
2
読了。久しぶりに面白く読めた気がする。2021/05/23
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