出版社内容情報
キャリア官僚殺害事件の容疑者が冤罪を主張、その弁護人は特命係と因縁のある女性弁護士だった。絡み合う事件の謎を解きほぐしていく「99%の女」、殺人事件のからくりを知った少年の思いに共鳴した、花の里女将の覚悟と決断を描く「漂流少年」など6篇を収録。
内容説明
経産省キャリア官僚殺害事件の容疑者が冤罪を主張、その弁護人は特命係と因縁のあるあの女性弁護士だった。絡み合う事件の謎を解きほぐしてゆく「99%の女」、歪んだ正義感を持つ因縁の元相棒がロンドンで再び動き出す「倫敦からの刺客」、ある殺人事件のからくりを知った少年の思いに共鳴した“花の里”女将、幸子の覚悟と決断を描く「漂流少年」など6篇を収録。(連続ドラマ第17シーズンの第14話~第20話を収録)
著者等紹介
碇卯人[イカリウヒト]
1960年生まれ。鹿児島県の離島に暮らす某ミステリ作家の別名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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二分五厘
21
『そして妻が消えた』白子に始まり白子に終わる。つくづく女性は怖い。『99%の女』100%の女・倉田映子再登場。女性は手強い。『容疑者内村完爾』特命係のでしゃばりと古だぬきの友情。『倫敦からの刺客』倫敦時代の相棒・南井十再登場。彼が依頼する殺人とは。言動の違和感「今の彼はもう……善悪の彼岸にいる」『漂流少年』不幸な女・月本幸子ラスト回。少年を食い物にする大人達と、幸子の覚悟と決断。『新世界より』とうとう相棒にもタイムスリップものが。そして新たな行き付けのお店は見つかるのか。2020/05/28
*
14
【楽園の扉が開く時、天体は沈む】倉田弁護士に南井十。多様な"正義"が特命係の前に現れる。もはや準々レギュラー...!!『花の里』、南井の標的にされる前に閉めて良かったのかも。新たな旅立ちを決めた、幸子さんに幸あれ!2020/11/01
とみい
5
⭐️⭐️2024/01/09
yasu7777
2
★★★☆☆2020/01/09
くらさん
2
ドラマもいいけど小説もいい。今回も自分の掲げる正義にまっすぐ進んでいく右京さんに胸が熱くなった。行きつけの飲み屋さんが無くなるのはさみしいけど、幸せのための一歩ならそっと応援したいよね。2020/01/05