出版社内容情報
予期せぬピンチや難しい人間関係に直面するのはよくあること。バッドばつ丸と一緒に、マキャベリの『君主論』からどんな局面でも切り抜けられる強さと柔軟さを学ぼう! 好評「Ichigo Keywords」シリーズ第7弾。
内容説明
人生に逆境はつきもの。そんなときも、仲間をまとめて、どんなピンチもうまく切り抜ける力があれば怖くない。イタリアのルネサンス時代に書記官を務めたマキャベリの『君主論』から、人間関係のさまざまなトラブルに対処し、円滑化できる強さと柔軟さを育てる方法を学ぼう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コウメ
48
遠い将来に起こりそうなあらゆるトラブルを常にイメージする。(名君は目先の不和だけでなく、遠く将来の不和についても心をくばり、あらゆる努力をかたむけ将来に備えるべき)/目標はできるだけ高いほうがいい。偉大な人物を手本に(賢い人間であれば、先賢の踏んだ足跡をたずね、並はずれた偉人をこそ、つねに範とすべき)/人の上に立つには才能や力を養う時間と訓練が必要(これまで一介の市民の境遇でずっと暮らしてきたから、よほどの才能や力量の持主でもなければ人に命令するのがわからないのも無理からぬことである。)2019/09/11
くら
8
このシリーズはまってます。2024/03/08
axxxo
7
生きていく上での大切なことをたくさん学べられた。2025/03/07
航輝
5
君主論を分かりやすく噛み砕いた一冊 イラストに表わされる仲間と文章のマッチがいい シリーズ7作目 他のものと比べて読むのが遅くなったけど、新しい事を挑戦しようと考える人に読んでほしい一冊 特に起業とか考えてる人2023/05/08
らる
5
君主論の言葉を、今の時代向けに、子供でも分かるレベルの教えに落とし込んだ本/上の人が変わればいまよりもっとよくなる…は思い込み/他人を傷つけるなら徹底的にやり遂げる覚悟を持とう/残酷にならなきゃいけないときがある。ただ、そのあとは、ひきずらずにいつも通りに戻ること/恩恵は、小出しにする≒その人のよいところは、なんどでもほめること/ギクシャクしている相手こそ遠ざけずに、こちらから心をつかむように行動を/人を動かしたいなら、まずは自分が動くこと/調子がいいときこそ、起こりえるトラブルに備えよう2023/02/08